【整体 肩こり】肩こり解消を早める肩周りの施術順番とコツ
肩まわりの施術をしていて気付いたことをシェアさせていただきます。
体幹と上肢帯を意識する
ご存じの通り、上肢を体幹につなぐ部分が「上肢帯(肩甲骨・鎖骨)」です。そして、体幹から上肢までは次のように連続します。
胸骨 ⇒ 鎖骨 ⇒ 肩甲骨 ⇒ 上腕骨
【肩甲骨は、直接体幹に関節での連続がない】というのが今回のポイントです。
肩鎖関節施術のポイント
まず、肩鎖関節の調整をしてて気付いたのが、「烏口突起-鎖骨」をきれいに取った方が良いということ。
いま僕は、「肩鎖関節」と「烏口突起-鎖骨」を一つとして捉えるくらい、しっかり診ています。そして、この部分を調整するときに、意識しているのが「胸鎖関節」です。
肩鎖関節と胸鎖関節を同時に感じながら、基準として、鎖骨・肩甲骨を正しい位置に持って行くと、「肩鎖関節」「烏口突起-鎖骨」がスッとゆるむ気がします。
肩甲胸郭関節施術のコツ
肩甲胸郭を調整するときは、まず体幹に近いほうの「胸鎖関節・肩鎖関節」を調整する。それから、胸骨を土台として、胸鎖関節・肩鎖関節を感じながら肩甲骨を操作するとより上手くゆるむような気がします。
僕自身、まだまだ手技に自信が持てず、「気がします」という程度ですが、けっこう良いような気がするのでシェアさせていただきました。
まとめ
パーフェクト整体卒業生の気づきを紹介しました。上述では、肩鎖関節の調整をしてて気付いたのが、「烏口突起-鎖骨」をきれいに取った方が良いと言っています。素晴らしい気づきです。
私から補足をするとすれば、そのための施術ポイントは3つ
- 烏口鎖骨靱帯
- 烏口肩峰靱帯
- 第2肋骨の後斜角筋付着部
です。ぜひ、意識して施術してみてください。きっとお客様が笑顔になってくれると思います。
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この記事は、講座生の報告を記録したものです。文責:片平悦子
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