整体院に、昨年の10月くらいから「寝違えたみたいなんです・・・」という方が多くなりました。
続く時は、同じような症状の方が続きます。あなたの治療院ではどんな症状の方が増えてますか?
寝違えというと、寝て起きたら首を動かそうとすると痛みが走る状態です。何をしていても痛くてつらいもんだから「とにかく早くなんとかしてくれー」と訴えてこられます。
寝た姿勢が悪かっただけの場合
寝た姿勢が悪くて、寝違えてしまった方の場合は、短時間で良くなります。
首の動きに伴って動くはずの骨格の周囲、つまり・・
- 頸椎
- 上部胸椎
- 上部の肋骨
痛いと言われている筋肉の付着部周辺を、きちんと動くようにしてあげればいいのです。
そして、寝方を気をつけるように指導もお忘れなく。
しかし、私の実感としては、本当に寝たときの姿勢が悪くて寝違えている人は、少ないように思います。
そもそも首肩まわりの疲労がある場合
寝違えるまでの疲労がきつかったり、身体の使い方の間違いがある場合には、意外と根深いことがあります。
こういう場合、お客様自身は、私は何も悪くないと言わんばかりに、「ただいつものように寝て起きたら、こんな状態になりました」と言われます。
ただし、ひどい場合には、起き上がれないくらいになってしまいます。この場合
- 頸椎
- ガッチガチの上部胸椎、上部の肋骨
- 肩甲胸郭、肩甲上腕
の調整が必要になります。こういう場合、
- 日々使っている枕があっていない
- 食いしばりなどがあり寝る時に力が入っている
- 狭いところで寝ている
- 浅く座って肩まわりをズリっとずらして座る
- やり方の間違っているストレッチやヨガ
- 長時間のスマホ
- 乗り物での居眠り
これらの、寝違える本当の原因となっている姿勢を改善しないと、また同じことを繰り返してしまいます。
私も数年前に月に2回も、ひどい寝違いになったことがありました。その原因は、変えたばかりの枕(低反発枕)、長時間の電車移動の繰り返し、そして極度の疲労の蓄積でした。
あとちょっと、もう少しがとり切れない場合
3つのことをためしてみてください。
一つ目
通常の調整方向とは違う方向へ、調整してみることです。
通常上から下へ調整するのなら、下から上へしてみる。調整する方向をお客様に痛みを聞きながら、一番痛みが軽減する方向で行うことです。
二つ目
痛みのでる直前の体制になってもらって、その状態で調整するを繰り返して、可動域を増やしていく
三つ目
痛いと言われるところではなく、その周辺で原因をよく見極める。近視眼的にならないようにする。
施術中痛いと言われている場所が、ちょっとずつ移動することはよくあることです。お客様の状態をよく見て、聞いて、行ってください。
炎症が起きている時には、過剰な施術にはご注意ください。
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この記事は、元認定講師の記事を記録したものです。文責:片平悦子
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