【整体 リウマチ】リウマチは基本、禁忌症ですが、施術できる場合もあります!
整体で、関節リウマチは治せるか?と質問が来ました。基本、禁忌症ですが、施術できる場合もあります。
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目次
リウマチって施術していいんですか?
質問が届いております。
「私のところに関節リウマチを持つ患者様が来院されました。そもそもリウマチの症状に対応したことがないため何を基準に判断したらいいのか、どう対応すればいいのか全くわかりません。どうか教えてください。よろしくお願いします」とのことです。
基本、リウマチは禁忌症です。
施術家が手を出す症状ではありません。
そうなんですね
そうです。ただ一部、良くなることもあるので、少し話をしてみたいと思います。
リウマチは自己免疫疾患です。普通は大きな関節、「足首」「手首」などから症状がでるところから始まるようです。
関節の内側には、滑膜っていうのがあって、リウマチではその滑膜に炎症が起きてきます。そして、軟骨組織が溶けたり、骨が溶けたり、変形したりしてゴツゴツになって、関節がうまく使えない状態になります。
滑膜に炎症が起きているのに使うわけだからとても痛いし、進行して軟骨が減ってきたのに動かしたら、当然痛いじゃないですか?
そんな経過を辿って、リウマチの症状は進行していくようです。
リウマチの特徴的症状
リウマチの特徴的な症状としては
- 朝起きたときのこわばり
- 右と左同時ではなくて非対称の腫れ
- 体全体のだるさ
- 微熱が出る
などです。
だからリウマチは基本、お医者さんの管理下で、お薬を飲みながら様子を見て経過を見ていくべき症状で、整体師が扱うものではありません。
ただ、私もリウマチの人を何人も施術して、楽にはしています。
それは私の方から「施術します」というのではなく、お客様から質問されるからです。
お客様から「リウマチって治りますか?」と聞かれた時に、「いやいや無理です」と、一応言いますけど、、、お試しでよければという形で施術することがあります。
そのような経験から言えることは、リウマチでも進行が早く進むタイプは本当に無理です。だから、お客様にもそのように伝えましょう。
施術可能なリウマチとは
でも、進行のどこか安定してきている場合があります。
例えば、
- 腫れがあるけど、もう1年以上同じ状態が継続している
- ほんのちょっとは使えるけど痛い
などなら、進行が緩やかで、炎症も落ち着いていて、変形はしているけど、まぁそれなりに安定しているという状態だったら、引き受けることも可能です。
安定というか、、停滞みたいな?
そうそう、一定の状態が続いていて『でも、もうちょっと楽になったらいいな』みたいに思っているお客様だったら、信頼関係があれば、引き受けてもいいかなと思って施術する感じです。
他の施術法ではどうなのかわかりませんけど、パーフェクト整体の場合は、相手に痛みを感じさせないように施術できたら、結構楽になる場合があります。
もちろん、変形が良くなるわけではありませんが、施術で、可動域が増えたり動きが良くなります。(全員そうではなく、経験的には80%くらいの人かなと思います。ダメな時は料金はいただきません)
その結果、お客様の感覚はリウマチで辛い関節が、今までより使いやすくなるということはあります。
リウマチ施術で絶対にやってはいけないこと
もし、リウマチのお客様を施術するなら、強い刺激は絶対にダメです。
刺激量は、お客様が『何されてるかわからない・・』くらいのソフトな手技にして、関節の状態を改善できるなら、、、というか、そういう手技をお持ちの方はなさってみるといいと思います。
リウマチの心的原因
私は潜在意識も扱っているからよくわかるんですけど、精神的な面でいうと、リウマチは【心に涙をためていると起こる病気】と言われたりします。例えば、
- お姑さんとうまくいってない
- 旦那さんに理不尽なことを言われて我慢している
そんなふうに、言いたいことを我慢し、陰で泣いているタイプの人がなりやすい傾向があるな・・というのは、施術をした経験上、見えてきています。
そこでリウマチのお客様の施術では、色々な話をしながら、お客様が溜めていた涙を流せる状況、辛いんですって言える状況を作っていっぱい話を聞いてあげると、楽になってくるというケースも結構あります。
物理的に施術しながら、お客様の心の涙を外に吐き出させてあげ、心身ともに改善することができるといいのかなと思います。
リウマチ施術の実例紹介
リウマチの施術で、私が、すごく記憶に残ってるのは、料理屋さんに嫁いだ50代の奥さんです。
「リウマチで、全然右手首が使えなくなっちゃった。少しでもいいから包丁を使いたいんだけど、包丁を持つことはできても、手首に力を入れて野菜や魚を着ることができないから、なんとかならない?」と相談されました。
リウマチの進行は止まっているようだったので、かわいそうだと思い一応引き受けました。先ほど話した進行性じゃなくて、ある程度落ち着いている様子だったからです。
触ると、熱も持っていました。「痛くて使えないだけど、何とかならないか?」と言われると、包丁を持てない女性の気持ちがわかるので、つい引き受けてしまいました。
本当にソフトなタッチで施術しながら、いっぱい話をしました。
最初は言わなかったけど、お客様が、だんだん「ああでもないこうでもない・・お姑さんが〜厳しくて・・」といろいろ話してくれ、涙を流しておられました。
すると、たくさん涙を流した後、なんと!リウマチの痛みが楽になったんです。包丁が使えるようになりました。それって女性にとってどれほど嬉しいことでしょう。
包丁をやっとの思いで、持つしかできなかったのが、トントンと野菜や魚をキレたらお料理できる・・・それって、女性にとってはめちゃくちゃ嬉しいことです。
だから本当にソフトな手技で、関節の隙間をちょっと開けて、動きをつけられるような手技をお持ちの施術家さんは、やってみてあげたらいいんじゃないかなと思います。
ちなみにパーフェクト整体はそういうことができる手法になっています。
リウマチ施術の失敗例
動画では話していないけど、反対に失敗した例もあります。
男の子が一人おられる30代の女性は、リウマチで足首が腫れ上がり、とても痛そうです。進行していないかというと進行してはいたので、施術はやめたかったのですが、女性に懇願されて施術を始めました。
一進一退を繰り返していたのですが、ある時ご主人が奥さんを送ってきてくれ、施術を見ていました。ご主人はリウマチがどういうものかわからないご様子で、転んで擦りむいた怪我のように思っているようでした。
だから、家事のこれができない、あれもできないと奥さんの愚痴を私に言います。これって奥さんはどれほど悲しいでしょうね。心の涙は溜まる一方でしょう。
後日、奥さんに話を伺うと、お家ではリウマチは病気ではないから、家事ができないのはおかしいと叱られているらしいのです。
さらにお子さん(当時5歳か6歳)は障害を持っていて自分で歩くことができないため、どこに行くにもリウマチの奥さんが息子さんを ”どっこいしょ” と持ち上げ、車椅子に乗せていました。こんなことをしていたら、よくなるものもよくなれないですよね。
でも、他人様の家事情に口出しはできないので、泣く泣く、途中で治療を諦めました。悲しかった体験です。
まとめ
リウマチは、基本適応症ではありません。ただし、炎症が落ち着いてもう固まっちゃったっていうか、現状維持で進行が進んでいない場合には、ソフトな手技でできるなら施術しても大丈夫!というのが、経験則から私が言えることです。
また、実は心のケアも大事です。男性でリウマチっていう方を私は今まで扱ったことはありません。たまたまでしょうが、みんな女性です。だから
- 心の涙を思いっきり流せるように話しかける
- 心の涙を流して心が解放されるように誘導してあげる
など、お客様が悲しみを抱え込まないような話しかけができるなら、それもすごく大事なサポートの一環になります。
これらを上手に組み合わせて施術ができれば、絶対ダメというわけではありません。
あなたがソフトな手技をお持ちで、改善の自信があるならお客様のタイプを選んで助けてあげていただけたらと思います。
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この記事は、パーフェクト整体創始者 片平悦子が書きました。
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