【整体 テニス肘】テニスをしたことがないのにテニス肘?どういうこと?
さて、今回は、【テニス肘】と診断されたものの、実はテニスをしたことがないという患者さんのお話。
テニス肘⁈ テニスなんてしたことない!
つい先日、右肘の外側の少し上あたりを押さえて「先生、この辺が何もしなくても、ずっと痛い感じがするんですが…」との訴えで、この患者さんは来られました。
激痛ではないものの、持続的な違和感が続くため病院へ行ったところ、【テニス肘】と診断され、電気治療と湿布で様子を見ましょうとのこと。
1週間ほど様子をみたが、痛みがずっと残っている感じでつらい💦 それに、「そもそもテニスをしていないのに、なぜテニス肘なのか?」という疑問と納得できない感じで、当院に来られました。
テニス肘:触診と施術のポイント
実際に触診をすると、腕橈骨筋と上腕筋との境目の隙間がほとんどなく、強く癒着している状態でした。
ここが悪さをしていると仮説を立てて、膜リリース(=筋肉同士のくっつきをはがして“境目を作る”イメージ)で、腕橈骨筋―上腕筋の境目を、しっかり分けていきました。
『あぁ、先生💦なんかそれっぽい⁉』と、患者さん自身も、悪さの震源地が分かるご様子。
膜リリースで境目が出来たと感じた時点で、患者さんに右腕を動かしてもらうと、「痛みがずいぶん軽くなった!」と驚くほど変化が出ました。(膜リリース恐るべし!)
さて、現在のあなたは、テニス肘のように腕の痛みに対して、的確に施術することが出来ていますか?
触診のポイント
整体師やセラピストの方でも、肩こりや腰痛など「体幹部」の症状には慣れていても、腕や手、下腿や足首といった末梢部になると、格段に触診の自信がなく、急に焦りだす方が少なくありません。
というか、パーフェクト整体を学ぶまでの僕がそうでした!
今回のように「腕橈骨筋周囲の癒着」が原因の場合、腕橈骨筋と上腕筋の境目を明確に触り分けられるかどうか?が大きな差になります。
日頃から腕・前腕の筋群を触り慣れておき、
- どこが硬いのか?
- どの筋同士が癒着しているのか?
を明確に捉える練習を積んでおくことが、重要です。
えっ⁉その触り分けができなくて困っている!そう思った方は、ぜひパーフェクト整体を学んでみて下さい!
まとめ
テニス肘についてお伝えしましたが、【テニス肘】という病名にとらわれすぎると、患者さんも施術者も“テニス特有の障害”と勘違いしやすくなります。
実際には、日常生活の動作や使い方のクセからも同じ症状が起こります。
そして大切なのは、患部を正しく見分けて触り分けられること!腕・前腕といった部位にも、自信を持ってアプローチできる整体師になれば、臨床の幅は大きく広がります。
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この記事を書いたのは、パーフェクト整体認定講師:野々村です。
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