【整体ぎっくり腰】静止時痛:3つのパターンを詳しく解説
今回は【ぎっくり腰】の中でも、じっとしていても痛みがある【静止時痛】を3タイプに分けて、考察したいと思います。
他の動画と被るかもしれませんが、診断の役に立つと思うので話してみます。
まず、じっとしている時に痛いのは、痛い部位に血行不良があるということです。
例えば、神経痛で考えてみましょう。同じ神経痛でも夏に血管が広がって血流が多く流れている時と、冬場に血管がぎゅっと締まって流れが悪くなった時では冬の方が痛みがきついことでもわかるように、静止時痛は、血行不良が原因だろうなと察しがつきます。
その血行不良によるぎっくり腰を3つのタイプに分けて見ていきたます。
目次
【ぎっくり腰】静止時痛タイプ1:座っていて苦しい
施術者の手で確認する方法
ぎっくり腰は、仙腸関節が悪くなると起こるのですが、タイプ1は腸骨が動かないというもの。
椅子に腰掛けた時は、座面に坐骨ついているので、骨盤の角度に合わせ腸骨が動く必要があります。ところがこの腸骨が動かない状態なり、ロックされている状態になります。
腸骨は、前傾/後傾に加え、インフレア/アウトフレアという状態があります。
腸骨が前傾する時はインフレア、後傾する時はアウトフレアになるのが正常です。インフレアとは腸骨の前方が内側(中心)に閉じている状態で、アウトフレアとは、腸骨の前方が外側(外方)に開いている状態です。
このインフレア、アウトフレアでロックされていることを見極める方法を紹介します。
腸骨が前傾してインフレアになると、座面に触れている坐骨の部分は広がっていく。ということは坐骨を内から外に押すと動くけど、外から内に動かない!
逆に腸骨が後傾してアウトフレアで前側が広がったら、座面に触れている坐骨は肛門の方に近づきます。ということは坐骨を外から内に押すと動くけど、内から外に動かない!
これが、インフレア・アウトフレアを一番見分けやすい方法です。
お客様の訴えから評価する方法
腸骨が前傾でインフレアになって固まった時は、お客様は「坐骨が座面に尖って感じる」と言います。
見て評価する方法
逆に後傾してアウトフレアになった時には、そちらの側に体重が乗ります。なので、靴の中底「かかとの部分」がすり減ります。
こんなことで見分けて見て下さい。経験的にわかったことなので、ぜひ、あなたも検証してみて下さい。
【ぎっくり腰】静止時痛タイプ2:寝ていても痛い
仰向けに寝た時に支持骨は仙骨です。仰臥位では、お腹の重みを仙骨で受け止める形になります。それだけでも辛い時に、もし反り腰の状態も重なれば、仰臥位で寝ることはとても苦痛を感じます。
仙骨は起きている時は少しカーブがありますが、寝ると平らになる方向に動きます。ですが、反り腰だと仙骨が平らになりきれなくて、仙骨の真ん中あたりが尖って当たる感じます。
実際、「寝ると、仙骨が当たって痛い」と訴えるお客様もおられます。
なので、仰臥位のお客様の仙骨の下に、術者の手を入れてみると、やけに仙骨が重くて、しかも反り腰で腰椎の前弯部分に手が入るようだと、寝ていても痛いタイプになって辛いことが多いです。
仙骨は鉛直軸・横軸・前後軸の3軸で動いています。ですが、ぎっくり腰で仙腸関節が硬いことで、仙骨が動けないわけです。
仙骨孔で評価する
その仙骨が、左右に傾いてしまったり、「へ」の字になったり「く」の字になったりすることがあります。
それをどうやって評価するかというと、第1〜第4仙骨孔を順番に触ってみましょう。仙骨孔が全体として
- 斜めになってるか?
- 途中まで斜めだったのが尾骨に向かって反対に行くか?
そういうことを見極めて評価して下さい。
最初は、仙骨孔を探すのも大変かもしれません。鍼灸師さんだったら楽に探せると思いますが、仙骨孔を触ったことがない方は大変かもしれません。
練習すると、大体わかってくるようになりますので、仙骨がどうなっているか現状を評価してください
仙骨の硬さで評価する
それからもう1つの評価は、仙腸関節が動かないからぎっくり腰になっているわけですが、仙腸関節の硬さに左右差がある場合、硬い側の仙腸関節と拮抗するように仙骨が動くため、仙骨が硬くなってくることがあります。
仙骨の仙骨孔よりも外側を押すと硬い部位があります。それを見つけることができたら、そこが緩めるポイントだっていうことが分かります。
お客様の訴えから評価する
お客様が
- 「先生なんだかいつの間にか体がこう傾いて…」
- 「まっすぐにするのが辛いんです…」
- 「先生、腰に体重かけると苦しいんですよね…」
そんな風に訴える時は、寝ていても辛いタイプのぎっくり腰と判断できます。仙骨の位置がずれ、動けなくなって固まっているんじゃないかなと想像できます。
【ぎっくり腰】静止時痛タイプ3:下腹部が痛い
男女ともに、お腹が痛いと訴えるぎっくり腰の場合は、必ず医療機関の受診をお勧めしてください。
女性の場合は婦人科の問題のこともあるし、ガンや内科的病気が進行していることがあるので、責任を取れない立場の施術家は、必ず医療機関で検査してもらいましょう。
医療機関で色々検査したけど、何ともない場合には、私たち施術家がちょっと頑張れることがあります。
ぎっくり腰の下腹部痛は、普通は骨盤を整えると落ち着きます。例えば左の仙腸関節が硬かったのを改善すると、左の下腹痛が取れます。右の仙腸関節が緩むと右の下腹の痛みが取れます。
骨盤が前傾しすぎて固まってもお腹が痛い
スポーツは体を張って戦うので、何かの事情で腸骨が前傾しすぎてロックされることがあります。
骨盤が前傾しすぎて固まった時の症状4つ
1、反り腰になる仰向けに寝れなくなる
ぐっと反ったまま寝るのは辛いから横向きになろうとします。なので仰向けに寝れないと言った場合には、もしかして腸骨が前傾していないかを疑って下さい。
2、股関節のインピンジメント
反り腰がきつくなると、腸腰筋の距離が縮むので、股関節が圧迫されます。だから、太ももを持ち上げるのがつらくなります。
痛めて時間が経つと、股関節前面でインピンジメントが起こります。例えば、仰向けに寝て膝を抱えて胸に寄せてもらおうとすると「痛い・痛い!」という時は、腸骨の前傾がきつくないかを疑いましょう。
- 大腿直筋
- 大腿筋膜張筋
も痛いと訴えることもあります。だから股関節のインピンジメントがあれば「前傾のトラブルか?」と疑いながら判断してください。
3、猫背+肋骨の動きが悪い
腸骨の前傾がすごいきついと反り腰になり、そのバランスを取るのに、上半身が丸まって猫背になったり巻き肩になってきます。
なので、一般的な猫背なのか、腰が反りすぎたのをかばって猫背になっているのか?判断して下さい。この場合は、普通の猫背よりも肋椎関節が硬いのが特徴です。
4、眠れない
仙骨の前面には、副交感神経叢がクモの巣状に張っていますので、仙骨が正常なら仙骨はベッド側に落ちてリラックスできます。
ですが、仙腸関節が硬く仙骨が自由に動くことができないと、副交感神経はリラックスできないため眠りが浅くなります。仙骨が脳脊髄液を動かすポンプの役目をしているので、頭痛になる人もおられます。
まとめ
【ぎっくり腰】は、仙腸関節がロックされて起こります。【ぎっくり腰】で、じっとしていて痛い時には、3つのパターンがあります。
- 座っていても痛い場合
- 寝ていても痛い場合
- お腹が痛い場合
それぞれのパターンを見分けながら、原因を特定して慎重に施術して下さい。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事は、片平悦子が書きました。
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