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整体で困った時に読むブログ

【整体 五十肩】「治しきれない」を卒業する!原因特定から導く臨床戦略(総論)

五十肩の施術についてまとめます。五十肩の施術は、結構大変です。

何にもしなくても、1年・3年・5年すると、いつの間にか良くなっていることは結構あります。ですが、痛みは取れるだけど、運動制限が残ることが多く、それが1番の問題です。

痛くはない…だけど、、、

  • 洗濯物を干そうとして手を挙げると、腕が上がらない
  • スーツの袖に手を通そうとすると、うまく腕が動かない

こんなふうに、ふと動かそうと思った時に運動制限があるのは、日常生活の中で不自由を感じる瞬間です。

良くなるということは、痛みが取れ、かつ運動制限もない状態のはずなのに、、、何か変ですよね。

無条件に【痛みが取れた=治った】と思っていないか?

風邪を引いたらお医者さんに行って、薬をもらって飲んだり注射をしてもらったりする。

喉が腫れたらお医者さんに行って、腫れをとる薬を貰って腫れが引くと治ったと感じる。

それが繰り返され、痛みが取れたら良くなったと思うように調教されてしまい、【五十肩】も【痛みが止れた=治った】と思ってしまう。

でも、仕事しようと思ったら腕が上がらない・・そんな状態は、本当に改善したと言えるんでしょうか?これが、五十肩を施術する時の、私のそもそもの疑問でした。

五十肩の痛みと回復曲線

今まで多くの方を診てきて、五十肩の痛みの経過には特徴があります。

五十肩になると、富士山の尾根のような痛み曲線を描くと私は思っています。

五十肩 痛み曲線

五十肩で痛くなると、痛みはどんどん増して富士山の頂点に達します(苦痛Max)。そこから、痛みがゆっくり富士山の裾に向かうようにゆっくり減ってきます。それが、1年、3年、5年かかって痛みが消えた状態です。

では、放っておいても、五十肩の痛みが消えるのに、なぜ 整体で施術をした方がいいのでしょうか?

それは、五十肩の痛みは富士山の頂点まではいくからです。。治療しても、しなくても、です。

でも、正しい施術をしていれば、痛みが頂点まで行った後、ゆっくり痛みが消えるのではなく、ジェットコースターを下るようにぐ〜っと一気に下がって消えていくんです。しかも、痛みが消えた時に、運動制限がない。

五十肩特有の痛み曲線をお客様に伝える

「五十肩には、この特徴的な痛み曲線があるので、ピークまで行ったら素早く楽になるから頑張りましょう」と言えたら、お客様はほっとするんじゃないかなと思います。

これは、私が30年以上施術した頃に確信した経験的な感覚です。この五十肩特有の痛み曲線を知っていると、お客様から

「先生、施術してもらってもっと痛くなりました」

「夜も、痛くて目が覚めます」

と、訴えられても、施術家が、手の感覚で体の状態が良くなっている感覚があったら、その訴えは気にしすぎなくてもよくなります。お客様も痛み曲線の話を知れば、安心してというか期待を持って通院してくださいます。

痛み曲線の坂道を登っている時は、何をしても痛みは増していくという感覚が、私の中にはあります。

五十肩の発祥:2タイプ

私も五十肩の経験者だからすごくわかるのですが、痛みの出方は2種類あるように思います。

タイプ1:ある日突然痛くなる

ある日突然痛くなり、そこからどんどん痛くなって、夜間痛にまで進むタイプです。

タイプ2:痛みが違和感から始まってだんだんひどくなる

最初は肩の違和感から始まり、『あれ、痛いなあ…』と思っているうちに、だんだん「肩が上がらないな…」「この角度にすると痛いな…」などという運動時痛が出てくる。やがて夜間痛になっていくタイプです。

だから、来院したお客様が、

  • タイプ1or 2 のどちらか?
  • 痛み曲線のどのレベルにいるのか?

というのを、まず見極めることが大事です。

最近痛くなったばかりでも、私が経験したように、早くピークに行く場合もありますので、問診で色々聞いて、施術との総合判断をしてください。

五十肩の原因は?

五十肩の原因は?とよく聞かれるのですが、これはよくわかりません。

たとえ、医療機関で【五十肩】とか【肩峰下インピンジメント症候群】とか…名前をつけられても、それは原因ではなく症状でしかないのですから。

五十肩の原因は、1つということは滅多にありません。

【関節】も悪ければ、【靭帯】も悪ければ、【関節包】も窮屈になっていて、さらに【炎症】が加わったりして、本当にいろんな複数の要因が絡まっているので、状態の見立てが難しいです。

五十肩の診断は

実際に、五十肩を改善したいと思うなら、基本的には 6つの関節を診ていくことになります。

肩だから、肩鎖関節や肩甲上腕関節だけチェックすればいいかというと、そうではありません。体は全体で一つなので、体の中心である背骨から診ていく必要があります。

五十肩の原因 肩甲胸郭関節

背骨の椎間関節の状態

五十肩では第7胸椎、第4・5胸椎辺りの椎間関節がすごく硬くなってくるので、まずその辺の胸椎を緩める必要があります。

肋椎関節説

次に、その胸椎につながる肋骨を緩めなくてはいけません。肋椎関節は、肋骨頭関節と、肋横突関節の動きの制限がない状態を作ってください。

肩甲胸郭関節

その上で、肩甲胸郭関節を緩めます。

五十肩の原因 肩甲上腕関節

胸鎖関節・肩鎖関節・肩甲上腕関節

そしてようやく、胸鎖関節・肩鎖関節・肩甲上腕関節の状態をチェックして施術していくことになります。

五十肩の運動制限:3パターン

五十肩はだいたい3パターンの動きの制限で痛みが出ます。

パターン1:腕が前から上がらない

→ 肩鎖関節で鎖骨の肩峰端が後ろにいかなくて、ロックされている場合です。

パターン2:腕が後ろから上がらない

結帯動作ができない。エプロンが締められない。トイレに行ってパンツをグっと持ち上げられない。ブラジャーを後ろで止められないなどです。

→ 肩鎖関節で鎖骨の肩峰端が前に行かなくて、ロックされている場合です。動きの途中で関節の動きがガッと引っかかるから、腕が後ろにいかないのです。

パターン3:横から上がらない

これは、肩峰下インピンジメント症候群と言われる場合に多いです。

→肩峰下でトラブルが起きています。棘上筋・棘下筋・小円筋いわゆる腱板と言われる筋肉の停止部の膜が肩峰下で癒着し引っかかって、炎症が起きたりすることがあり、横から上がっていかない状態になります。

私が施術で1番辛いのは、横から上がらない五十肩です。痛みと運動の関係はこの3パターンですが、関節だけが悪いのか?というと、筋肉を包む膜(筋膜)までが癒着して痛んでいたり、靭帯も痛んでいたり、関節包も壊れていたりします。

今回は総論的なことを言いましたが、次回の動画では、前から上がらない時にどんな関節・靭帯をチェックしていったらいいか?について話をしたいと思います。

【症例別】アプローチの実際と改善レポート

パーフェクト整体の理論を具体的な臨床にどう落とし込んでいるのか。先生が今抱えている症例に近いものを参考にしてください。

まとめ:正確さを追求する施術家こそが、五十肩を救える

五十肩の施術は、決して魔法ではありません。解剖学に忠実に触診検査して、異常部位を見つけ、ミリ単位の正確さで骨格を整える「職人技」の積み重ねです。

「どこに行っても治らなかった」と肩を落として来院されるお客様を、先生の技術で笑顔に変える。そのために必要なのは、強い力ではなく、原因を見極める正確な目と、関節を導く優しい手です。

この記事が、先生の五十肩施術における「ブレイクスルー」のきっかけになれば幸いです。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事は、片平悦子が書きました。

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整体 五十肩 施術

(福島弁で聞きづらい部分はご容赦ください)

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