【整体五十肩】五十肩で鎖骨や肩甲骨が動かず、上げる途中でロックされて上がらない 。 肩から腕が痺れる場合の診断・施術法のポイント
今回も、五十肩の質問があったのでお答えします!
目次
五十肩の改善はピンキリで、早く治る人もいれば治りにくい人も!
〜〜質問〜〜
五十肩で鎖骨や肩甲骨が動かず、上げる途中でロックされて上がらない。肩から腕の痺れがあります。どうすればいいでしょうか?
〜〜〜〜〜〜
なんともアバウトな質問ですね。( ・∇・)
おそらく、普段の問診でもアバウトなんでしょうね。私は常々深掘り質問が大事だと言っていますが、こんなにアバウトだと、私の答えが当たるかどうかも怪しいです。(泣
でも気を取り直して、答えられる範囲で答えてみます。
この症状、実は、五十肩あるあるなんです!
そもそも、どうして、五十肩になるのか不思議です。
私も50代になった頃、前触れなく、五十肩になりました。ある日突然、朝起きたら痛くて、肩が不自由になっていました。人の五十肩は治療できるのに、自分の五十肩はどうにもできなくて、悔しく思ったものです。
おっと!・・余計な話をしてしまいました。
五十肩:腕が痺れる原因
[肩から腕の痺れ]と書かれていますが、腕が痺れる場合は、肩甲胸郭関節が硬いです。だから肩甲胸郭関節を緩めて下さいって言うのが答えです。
五十肩:全員チェックすべき診断&施術ポイント
そして、その肩甲胸郭関節を緩める1つ目の前提は、背骨の椎間関節が緩んでいること。
特に五十肩の時は、
⚫︎第7胸椎
⚫︎第4胸椎
の上下の椎間関節が固くなっています、椎間関節の硬さを見つけて、緩めましょう。
五十肩:重症な時の意外な診断&施術ポイント
2つ目の前提は、肋椎関節が緩んでいること。もし、患者さんの背中がパンパンなら、椎間関節も肋椎関節も硬いはず。椎間関節・肋椎関節を緩めると、呼吸が楽な状態になるので、ようやく肩甲胸郭関節を動かせます。
とは言っても、「鎖骨や肩甲骨が動かず・・」と書かれているので、先に椎間関節と肋椎関節を緩めましょう。
こう書けば、パーフェクト整体を知っている先生なら、ああして、こうして、、とすぐわかると思いますが、困りました。。。きっとこの質問はブログやメルマガを見ているだけの読者さんからの質問だと思うので、何か考えないといけませんね。
パーフェクト整体を知らない整体師さんはどうするの?
そうですね。。この患者さんは[猫背]気味になっていないでしょうか?もしそうなら、提案があります。
通常、多くの整体師さんは、患者さんをうつ伏せで施術すると思うんですが、それだと五十肩の患者さんは、うつ伏せでいること自体が苦しいんです。
だから、こうしてはどうでしょう。
横向きで施術してみる
患者さんに患側の腕を上にして、横向きに寝てもらい上腕をお尻側に(できる範囲で)垂らしてもらうと・・・(腕をお尻の後ろに垂らすときは、患者さんの患側の母指がベッド方向を向くように、垂らしてもらって下さい)
こうすることで患者さんの、猫背が自然に無理のない範囲で矯正されます。その位置で、あなたが持っているやり方で、肩甲骨を緩めてみて下さい。
これで反応が出る場合は、患者さんが夜寝る時のアドバイスをしてみて下さい。
猫背になった患者さんへのアドバイス
どんなアドバイスが有効かというと、、、仰向けになって
①肘をついて胸を天井方向に上げ
②そのまま肩甲骨の間に皺がよるようにセット
③そのままゆっくり背中を布団に戻しそのまま就寝する
こうすると、猫背が矯正された位置で寝ることができるので、少し楽になる可能性があります。
可能性と書いている理由は、寝返りを打った後は、どうなっているかわからないからです。でも少なくとも、この寝方で私は五十肩が少しは楽になりました。めっちゃ重症だったら、これもできないので、その時はお許しください。
まとめ
今回は、五十肩あるあるの症状について施術ポイントを説明しました。参考になればと思います。
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この記事を書いたのは、パーフェクト整体創始者・片平悦子です。
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こちらの認定講師の、五十肩関連のブログも参考になると思います。