【整体経営】新規顧客の対応で整体師の緊張を緩和する6つの方法
整体師になって慣れないと、新規のお客さま対応にドキドキすることってあるんじゃないでしょうか?新規のお客様が来院されると、集客面ではうれしいな〜と思う反面、ドキドキするものです。そこで、今回は、初回来院のお客様対応について書いてみます。
目次
新規顧客の対応で困ること
新規顧客の対応で、ドキドキしたり困ったなと思う例としては
- 苦手な症状の方だ
- 聞いたことのない病名や症状名だ
- 問診しても、体の状態が分かりづらい
- コミュニケーションがとりづらい
- お客様がイライラしている or 緊張している
といった、ことが挙げられます。
対応が難しいなと感じる時、あなたは緊張したり焦ったりしませんか?
- 何から施術をはじめたらいいのだろうか・・・
- してはいけないことはないだろうか・・・
- 怒らせたらどうしようと・・・
そして、『そんな気持ちでいることを悟られてはいけない・・・』と頭の中がぐるぐるしているかもしれません。
こんな時は一旦落ち着きましょう。
新規顧客の初回専用カルテの枚数を多くする
新規顧客用のカルテは、通常 1枚のことが多いと思います。
ですが、カルテ記入後の問診の際に、ドキドキするとか、口ごもってしまう方は、問診で聞くことを根掘り葉掘り初回用のカルテで、チェックを入れてもらったり、書き込んでもらったり工夫しましょう。
例えば、
通り一遍の住所・氏名・生年月日・連絡先・電話番号・主訴の他に
- 病歴
- 今まで受けた施術
- 病院での診断名
- 飲んでいる薬
- 血圧
- アレルギーの有無
- 嗜好品
- どの程度の治療を希望か?(患部の痛みが取れればいい、この際全身よくしたい、予防法も教えて欲しいetc)
あなたが聞きたいことを、これでもかと言うくらい、しっかりまとめて記入してもらうといいでしょう。
新規顧客用の説明テンプレートを準備する
新規顧客に対して、初回の説明は話すことがいっぱいです。なせかというと、同じことでも、[ 先に言うと説明でも後から言うと言い訳になる ]からです。
例えば、施術には数回の通院が必要なことを、最初から言ってあれば、『そうなのね』と思ってもらえますが、施術が終わってから伝えると『え?1回でなんとかなるんじゃないの?最初から言ってよ. (怒 』となるからです。
だから、
- 自分の院の施術方針
- 施術の流れ
- 施術の時間
- 料金確認
などを、あらかじめ、イラスト付きの説明書を紙芝居風に作っておくことです。
もし、動画撮影が苦痛でないなら
- 来院前にその動画を送ってみてきてもらう
- カルテを書いた後にiPadで見てもらう
とか工夫すると、時間が相当節約できます。
初回施術は、今の技術でできることに集中する
開業して日が浅く、施術に慣れないうちは[ 今できることに集中する ]ことが大事です。
学校を卒業してすぐ開業したり、勤務整体師だったけど開業したりして、思っていた以上に責任が伴い、負担を感じる時は、『早く良くしてあげたい』気持ちが強いと思います。もちろん、それは素晴らしいことです。でも、経験知が少ないと何をやっても限界があります。
例えば、
- 捻挫の施術したことないけど、どこから手を付けたらいいのだろう
- 触ると熱っぽいけど、、患部に触ってもいいのだろうか
など、慣れた人には当たり前のことでも、ドキドキしてしまうことがあります。
そんな時は、まずは、できることに集中しましょう。
初回にできるだけのことをすると、どこが変化して、どこに痛みが残るかなどと言う情報が残ります。そしたら、1日の仕事が終わってから、その痛みが残る部分を、次回どのように施術するか研究しましょう。
基礎技術を持つことの大切さ
また、新人整体師さんは、様々な症状に合わせて別々の治療法があると思っていることが多いようです。
でも、整体歴38年、パーフェクト整体創始者の私からすると、体はとっても簡単な理論で動いているので、正しく診断し、正しい理論のもとで施術すれば、全身のどの部分も治せます。
だから、A症状の人にはこの手法、B症状の人にはこの手法と言うように、あれもこれもと手法を学んでは、違うかも、、学んでは、違うかも、、と、うろうろするよりは、基礎に忠実な正しい理論を学んで身につけることをお勧めします。
あなたが信じられる理念や哲学、理論に基づいた手法をもっておき、何かあればあればそこに戻ると、安心感や自信につながります。そして、諦めずに何度も患者さんの体と向き合っているうちに、基礎に戻れば、自分で施術を組み立てられるんだと言うことがわかってくるようになります。
初回施術後の説明シートを用意する
また、終了後の説明も一工夫必要です。
施術後の説明を一生懸命話しても、施術を受けたばかりのお客様は、ぼーっとしていて話の内容を理解していないことが多いです。
なので、術後の説明は紙ベースでまとめてお渡しするといいでしょう。今なら、LINE登録してもらって、LINEに術後説明を送るのも手間が省ける上、お客様も見直せるのでとてもいい方法です。
最重要:絶対によくすると言う覚悟を持つ
最後に大切なことを言います。
お客様は何かの縁であなたの院に来てくださったのですから、縁あるお客様のために[絶対によくする・全力を尽くす]と覚悟を持つことが大事です。
この覚悟がない術者は、自己保身に走り、逃げ道や言い訳ばかり探してしまったり、もっといい方法がないかとDVDコレクターになってしまったりします。
技術は、どんな技術でも、やり方を知っただけでは意味がありません。
- できるようになるまで
- 使いこなせるようになるまで
- 勝手に手が動くようになるまで
[質を高める]ことが大事です。練習して練習して練習することが当たり前で、一人前の技術者を目指すなら当然のことです。
だから、あなたが『自分が求めていたのはこれだ!』と言う技術に出会ったら、『できない』とか『治らない』と思うことがあっても、逃げないでチャレンジしてほしいです。
お客様は、自分の技術を磨くために現れた神様の化身だと思って、覚悟を持って困難に立ち向かいましょう。
そうやって、3年5年と技術の質を追求していくうちに、どんな症状のお客様がいらしても、正確に診断し、正しく施術できるようになります。
まとめ
どなたも新人の時期はあります。新規顧客対応に苦慮することもあります。そんな時こそ【覚悟】を持って少しずつ前進しましょう!
もし、あなたが、解剖に基づいた診断と施術ができたらいいなと思っているなら、パーフェクト整体を学んでみませんか?
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この記事を書いたのは、パーフェクト整体創始者・片平悦子です。
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