整体師が「一蘭」から学ぶ、売り場力があっての集客力。もちろん商品力があってこそですよね！

2023.04.14

今回はちょっと小休止ということで、ラーメン「一蘭」に行ってきたお話。

ラーメン一蘭、知っていますか？行ったことありますか？全国展開している博多とんこつラーメンのお店で、何時行っても行列の絶えない大人気のチェーン店です。

ことの発端はYouTube。ほら、勝手におすすめ動画が、アップされるでしょ！そこの一発目に「一蘭で飲んで食う」・・・ポチ・・・もうねお姉さんがどうせ飲むからと初めからジョッキ３杯購入（くぅ〜絵面が壮観！）見ましたわ。ええ、きっちりと最後まで。で、気がつけば検索しとりました、「一蘭」と。

調べてみると、一蘭のシステムは、すべてカウンターで隣が、厚い板で仕切られているだけじゃなく、前側もすだれて仕切られた半個室状態。つまり「ぼっち飯」御用達ということ。

0.1 一蘭は「ぼっち飯」でも居心地が良くて、超気楽！
0.2 ここは「売り場力」がハンパない、というより、引き算の発想！
0.3 商品力があってこその売り場力と集客力。商品力に自信がないなら、パーフェクト整体

1 まとめ

一蘭は「ぼっち飯」でも居心地が良くて、超気楽！

行ってみたい・・・と、思った数日後には並んでいました。でもね、システムを考えたら、連れ立ってくるようなところじゃないし、一人で来てるはずなのに、行列に自分が並んでることに、気恥ずかしさを感じるくらい、若い女性ばかり。順番が来て、席に座ってみると、そりゃもう、居心地が良くて、超気楽！！

他の客の顔なんか一切視界に入ってこないし、逆を言えば、自分の食べてる姿が他の客の目に入らない。そして秀逸なのが、全面のすだれ。店員の顔さえ見えません！が！！！オペレーションが考え抜かれているのか、麺の硬さやスープの濃さとかも、ささっと用紙に丸つけて置くだけ。するとすだれが上がって、店員が腰を９０°に折って、深々とお辞儀しながらあいさつをする。でもなぜか、顔は見えない（笑

追加注文も、備え付けの用紙に書いてボタン押すと、チャルメラのフレーズがやんわり鳴り響いて、店員が飛んできて対応してくれる。だから、ぼっち飯なんだけど、全然、粗雑に扱われた感がないし、むしろ丁寧さが倍増する感じ。

ここは「売り場力」がハンパない、というより、引き算の発想！

どういうことかっていうと、「気を使う」ってところだけをとことんカットしてくれています。売り手が気を使うのは当たり前でも、お客も人間。そりゃ当然気を使うよね〜。それじゃ出前でも取れば？って話になるかもしれないが、ちょっと違う気がする。てことが、ここの経営者の回答のように感じられます。だからこそ、女性が一人で気軽にラーメン屋に入りたいって価値訴求に見事ヒットしてるんでしょうね。

いや〜、勉強になりました。なんでも足せばいいってもんじゃない。健康だって体に良いこと何十個やるより、体に悪いこと一個やめるほうが、はるかに効果が高い。ああそうそう。肝心のラーメンは、イノベーション的な何かがあるわけじゃないんですが、すごく完成度が高いとんこつラーメンでした。臭みとか全くないクリーミーなスープに、紅生姜ではなく、オリジナルの辛味の秘伝だれがバツグンに合う！

商品力があってこその売り場力と集客力。商品力に自信がないなら、パーフェクト整体

「売り場力」があってその結果、「集客力」としてYouTubeにつながって、ただ、、、いうーーーて、それもある程度、『商品力』があっての話。ラーメン不味けりゃここまではいかないでしょう。ってことを踏まえてのこの三つが噛み合ってこその経営なんですが、「それが簡単じゃないから困ってんだよ！」とつぶやいたあなた！

はい、まったく同感で。ただね、これを考え出すと必ず、自分は「どういうつもりで商売するのか？」ってところに行き着くことになるとは思いますけどね。もし、あなたが「ウチ、、商品力、ちと弱いかな・・」と考えているなら迷わず本講座へどうぞ。