【整体 膝痛】膝の前面・お皿(膝蓋骨)周りの不快感を一掃した2つの症例
膝の痛みは、単に膝だけを診ても根本的な解決にはなりません。膝関節が本来持っている「隙間(遊び)」が失われることで、痛みや運動制限が引き起こされるからです。
パーフェクト整体の膝痛施術の全体像や、なぜ「隙間」が重要なのかについては、まずこちらの「膝痛改善の全貌:関節の隙間から紐解く根本治療」を併せてご覧ください。
今回は、ちょっと長くなりますが、症例を2つ紹介しますので臨床の参考にしてください。
目次
施術後に、【先生、もう少しこの辺が…】と言われて、、、
膝痛のお客様を施術した後に、『先生、もう少しこの辺が…』と、患者さんから、訴えられて困ったことは一度や二度は経験があるはずです。
僕は、膝痛ってどうするんやろ?と思っていた、、、パーフェクト整体を学ぶ前の、昔の僕だったら、\ドキっ!? /
(( あれ!?なんか失敗したかな?))
(( 強く押しすぎたかも?))
などと、上手く成果が出せなかったことに、めちゃくちゃ不安になり、急に汗が噴き出ていました。
でも、今現在は、パーフェクト整体の知識と技術があるので、全く不安に感じることがありません。なぜなら、いくつかの仮説が、パッと思いつくからです。
例えば、
- 筋膜の引きつれなど、まだまだ悪い部分を取り残している
- 悪い部分を取り除いたことで、他の悪い部分が目立ってきた
- 悪い部分を調整したものの、その調整部位に他の関連する筋膜がついて来れていない
などなど。
あとは、考えた仮説をもとに再度、患部や関連部位を検査し、再調整すればいいだけのこと!と、今では焦ることなく、対応することが出来ます。
つい先日も、【もう少しこの辺が…】案件がやってきましたので具体的に症例を交えてお伝えします。
症例1:まだ膝のお皿の上あたりに、引きつったような違和感が…
87歳 女性 歩行補助機器を使って来院
両足全体に強い痛みとシビレ!特に左足に症状が強く出ている。さらに、左足にいたっては、強い痒みもあるとのこと。昨年1年間は、ペインクリニックに通い続けたものの、痛みが少しマシになったかな?程度で、毎日が地獄のようだ💦という状態。
初回来院時は、歩行補助器を使って、何とか一歩一歩足を出すような感じでした。
(( おぅッ!なかなか重症度が高い方が来られたな!))
と、思いながらも触診してみると、足全体の浮腫みがひどく、膝にいたっては、お皿がどこにあるのか、触っても分からないほど!?
(( 人間って浮腫みが酷くなると、こんな風になるんだ・・・))
などと感心しつつ、まずは、このとんでもない浮腫みを何とかするべく、脊柱と下半身を中心に、施術プランを組み立てて治療を行いました。
4回目来院時には相当楽になりました。が、、、
治療し始めて4回目には、このとんでもない浮腫みは、ずいぶん取れきて、足全体の痛み+シビレ感もずいぶんマシになった!と喜んでいただけるまで改善。
(( おっ!かなり良い感じに改善してきてるやん!))
と、思った矢先に、患者さんから、膝のお皿の少し上辺りを指差しながら、
『先生・・・すごく良くなったと思うんですが、まだお皿の上辺りが、なんだか引きつったような違和感が、残ってるんですが…💦』との訴えが!?
ずいぶん良くなった感じだったのに何だろう?と患部を触ってみると、確かに膝のお皿の少し上で、大腿直筋のちょうど、ど真ん中辺だけが、なぜかハリ感と重さが、浮いて出てきた感じ。
(( なんだこりゃ?大腿部の膜は、キレイに調整出来てる感じがするのに、こんなところだけ変なハリ感があるなんて、なんだ、この主張は?))
あれこれ頭の中で、仮説を巡らせていた・・・
\ その時!/神のお告げが、降って来ました。
そういえば以前、片平がこんな話してくれてたなぁ・・・
パーフェクト整体創始者の片平が、「大腿部の膜リリースを丁寧に行って、膜の引きつれをしっかりキレイに取っても、それでも最後の最後に大腿直筋の裏側で主張してくる悪さ。それは、【 膝関節筋 】の悪さが、取り残されているんだよ。この場合、患者さん自らが膝のお皿の上ら辺を、指差しで訴えてくるので、分かるはず!と、言ってはったな」
これって、まさに膝関節筋の悪さかも?と仮説を立てて、早速、トライ!
最後に残る膝のお皿の上の違和感、【 膝関節筋 】を緩めてみよう!

患部の膝関節筋を狙って、大腿直筋を持ち上げて
(( フリフリ )) (( フリフリ ))
ん?なんか重さが、軽くなって来たかも・・・
(( フリフリ )) (( フリフリ ))
なんかハリ感が減ってきた気が・・・
(( フリフリ )) (( フリフリ ))
お⁉ 取れたんじゃね!ハリ感と重さがなくなったところで、患者さんにもう一度患部の違和感について尋ねると、
『あれ!? 先生!さっきの違和感がなくなってます。すごいですね!こんなに直ぐに変化するんですね。』
と驚いておられました。
(( 膝関節筋の悪さって、こんな感じで取れるんだ ))
などと内心思いながら、また一つ、自分の施術レベルがアップしたなぁと実感!
この患者さんには、良い経験をさせてもらって、こちらの方こそ大感謝でした!
症例2:転んで膝をぶつけてから、1年経っても痛みが残る
Sさんは、1年前に転倒し、両膝をぶつけて負傷。それ以降、右膝の痛みが続いているとのことです。全身にあちこち痛みを訴えていましたが、特に気になる部位が膝でした。
Sさんは、『転倒した際に膝が腫れてきた』と教えてくださいました。整形外科を受診した結果、骨には異常がなく水も抜かれなかったとのことで、痛み止めの投薬と湿布で、処置は終了したそうです。
しかし、翌日には、皮下出血が下腿に現れ、3日目には足首まで広がりました。膝の違和感は3日目頃から出始め、もともと正座はできなかったものの、立膝など膝をつくと痛みが残る状態が、今まで続いていました。
要は、1年も違和感を抱えたまま、過ごされていたということです。長期間の違和感により、後遺症で治らないのではないかと、諦めていたとのことでした。

触診
そっと触診して見ると、Sさんがおっしゃるように膝周りがブヨブヨしていました。Sさん曰く、「保冷剤の解凍後みたいな感じ」とのことでした。上手い表現ですよね。
弾発検査
軽い力で膝関節の弾力を左右で確認、確かに右膝が硬くて関節が動きが悪いです。
動作検査
非荷重の状態で屈伸を確認しましたが、そこそこ曲がるものの、引っかかる感じがありました。
検査はここまで。一番問題となっている点は、「膝が腫れて、その後にブヨブヨした自覚症状が残っている状態」
仮説:膝周りがブヨブヨした感じは、関節包と靭帯が癒着が原因の可能性大
- 膝の変形?
- 靭帯の癒着?
- 関節包の癒着?
私の見立てでは、関節包と靭帯が癒着しているのではないかと考えました。

腫れと皮下出血が出たということは、関節付近に出血があったということです。出血すると高確率で癒着が起きます。その結果、保冷剤が溶けた後のような、ブヨブヨした感じが残ります。
ブヨブヨの正体は何?パーフェクト整体ではこの現象を「ダマダマ感」と呼んでいます。
パーフェクト整体ではこの現象を「ダマダマ感」と呼んでいます。「ダマダマ感」とは、靭帯や関節包がカーテンのシワのように折れ曲がり、ぐちゃっとなった状態を指します。
この考えをもとに、関節包と靭帯の調整操作を行いました。やることは至って簡単です。
現在の状態よりも1mm 関節の隙間をあけて、動きやすい方動きにくい方を探し、動きやすい方で少し待ってから動きにくい方へ操作しました。(これは関節包の操作です)
その結果、5回目の来院時には、Sさんから『膝の違和感が消えて、ブヨブヨもなくなったんです!そして、今まで痛くて触りもしなかった膝を、触れるようになったんです!
立膝もおかげさまで、痛みもなく出来るようになりました!』と笑顔で言ってもらえました。患者さんからの感謝の言葉と笑顔は、本当に治療家冥利につきます。
まとめ
今回は、症例を2つ紹介しました。整体で膝痛の施術後【もう少しこの辺が…】と言われた時、不安になって冷や汗かいていませんか?もし、何をどうすればいいのか分からなくて、今の施術に不安があるなら、ぜひパーフェクト整体を学んでみて下さい!
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事は、旧パーフェクト整体整体認定講師お二人の症例報告です。
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今回ご紹介した内容は、膝痛改善という大きなパズルの一ピースにすぎません。膝の痛みは、股関節や足首、そして体全体の連動性が複雑に絡み合っています。
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膝を「使い捨て」にするのではなく、正しいメンテナンスで一生歩ける体を取り戻しましょう。
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