膝痛の施術は、関節の隙間を一定に保てるようにすること。ではなぜ、一定の隙間が保てなくなるの?
今回は、膝の痛みについてお伝えしていきたいと思います。
あなたは「 膝が痛い! 」と患者さんが来院されたら、「 任せてください !! 」と自信を持って返答できますか?
パーフェクト整体を学ぶまでは、僕自身、膝の施術がめちゃくちゃ苦手でした。昔は、膝まわりの硬くなった筋肉を、マッサージしてゆるめれば改善できるんでしょ!と本気で思っていました。しかし!そんなやり方では成果を出せない方が来院されました。
パーフェクト整体を学ぶまでは、膝の痛みをどうすれば改善できるのか、全くわからなかった
その患者さんは、「膝が痛い!」とビッコを引きながら来院されました。膝は伸び切らず、深く曲げることもできない状態。不安になりながらも、当時、教わっていたマッサージのやり方で、膝まわりの硬くなった筋肉のマッサージを行いました。すると、「先生!膝の痛いのすごくマシです!」と患者さんは大喜び!すぐ調子に乗る僕は、この成功体験でかなり気をよくしていました。
しかし、数週間後、この患者さんは「膝がまた痛い!」と舞い戻られたのです。『また治してあげますよ!』と余裕をぶっこいていた僕は、膝まわりの筋肉をマッサージ···したのに、今回は痛みが全く変わらない⁉
前回の施術後は、あんなに嬉しそうな顔で帰られたのに、今回はガッカリ落胆した顔で帰らせてしまう始末。自信喪失···凹みまくりです。そして、やっと気づいたんです。前回はたまたま上手くいっただけ。そもそも、【膝の痛み】をどうすれば改善できるのか?全く知らないということに···。
この失敗体験があって【 膝の痛みってどうやって治すの?】と本気で知りたくなった僕は、縁があり『パーフェクト整体』を学んだことで、今では膝の症状でしっかり成果を出せるようになったわけです。
関節の〖良い状態〗と〖悪い状態〗ってどんな状態?
【 膝の痛み 】を改善させる前に、まず、大前提として、知っとかなきゃいけないことは、膝関節を、
〖悪い状態〗➡〖良い状態〗に戻してあげることです!
「そんなの当たり前じゃん!」と思いましたか?(笑)でも、パーフェクト整体で最終的にやっていることは、これにつきます。超~~シンプルなことなんです!
では、膝関節の〖良い状態〗と〖悪い状態〗とは、どんな状態なのでしょう?
膝関節に限らず、関節の〖良い状態〗とは、
骨と骨との間に一定の ≪ すき間 ≫ が空いていて、身体を動かしてその ≪ すき間 ≫ の間隔が変化しても、また始めの一定の間隔に戻ることができる。
+
≪ すき間 ≫ が一定に保たれたままで、360度どこにも引っかかりがない状態。
つまり、こんな感じ ↓↓↓
では、関節の〖悪い状態〗とは、
骨と骨との≪ すき間 ≫が、バランスがくずれて一定に保てず、
<伸びすぎたり> <狭かったり> <ぶつかってしまう> ような状態。
つまり、こんな感じ↓↓↓
あなたの認識と合ってましたか?この2つの状態が理解できて初めて〖悪い状態〗➡〖良い状態〗に戻せばいい!という道筋が見えてくるはずです。
なぜ関節は、一定の ≪ すき間 ≫ を保てないのか?
次は、「なぜ関節は、一定の ≪ すき間 ≫ を保てないのか?」についてお伝えします。《悪い状態》とは、関節の ≪ すき間 ≫ が一定に保てない状態とお伝えしましたね。では、なぜ 、≪ すき間 ≫ を一定に保てないのでしょうか?それは、骨と骨との《 距離 》が変わるからです。人間は骨だけでは動くことはできません。骨と骨とを繋ぐように筋肉がついています。筋肉は伸びたり縮んだりします。
筋肉の伸縮運動で骨同士が近づいたり離れたりすることで、人間は、
・足を曲げたり
・伸ばしたりして
動くことが出来るわけです。
だだし、この伸びたり縮んだりがスムーズに行えれば問題ないのですが、何かの原因で、動きに制限がかかると、上手く伸び縮みができなくなります。そのため、骨についている筋肉の《 距離 》が変化します。膝関節の例をあげるなら、O脚の方を思い浮かべてください。
O脚の方の場合、正面から見ると足の骨の大腿骨と脛骨を繋いでいる筋肉が、外側は伸び、内側は縮んで短くなります。この状態が慢性化すると元の正常な状態《 距 離 》に戻ってこれず、ずっと負担がかかる場所ができます。これが痛みや苦痛が起こる要因の1つです。
なるほど!じゃあ、《 距離 》が縮まって、固くなった筋肉をマッサージして、元の伸びる状態に戻してあげれば、膝の痛みは解消できるのね!となればいいのですが、そう上手くはいきません。
これで改善できるなら、昔の僕のやり方で筋肉をしっかりマッサージしていれば、改善に導けたはずですよね。でも、そうはならなかった。他にも違う要因が隠れていそうです。
まとめ
今回は、
①【膝の痛み】をどうすれば改善できるのか?全く知らなかった、パーフェクト整体を学ぶ前の私の経験
②関節の〖良い状態〗と〖悪い状態〗とは
③関節が、一定の ≪ すき間 ≫ を保てない状態
について詳しくご説明しました。
もし、今現在のあなたが昔の僕のように、
・膝の痛みってどうやって治すの?
・膝の施術に自信が持てない、不安だなぁ~
と思っているのであればぜひ、パーフェクト整体を学んでみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事を書いたのは、パーフェクト整体認定講師・野々村 淳です。
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