【整体 肩こり】ぶり返す肩こりの診断・施術ポイント
肩こりがなかなか改善しない場合、足からくる肩こりがあると感じているので紹介します。
目次
ぶり返す肩こり
ぶり返す肩こりは、経験的には、足の状態が原因になっている事が少なからずあります。
私が施術する際に、肩がこっている方全員の足をチェックしているわけではないです。
お客様に、よーくお話しをお聞きすると
- 普段はそんなに肩のこりを感じないのに、たくさん歩いた日や外出した日に肩凝りを感じると言われる場合
- 左右の肩の高さの差が大きい場合
- 体に左右のゆがみの大きい場合
こういう場合には足のチェックをします。
ぶり返す肩こりに関係してくる部位
肩こりですので、最初は通常の肩こりと同じように、背骨や骨盤は関係してきます。
それに加えて、ぶり返す肩こりには、股関節や膝関節、脛腓関節、足まわりまで絡んでくることがあります。
股関節・膝関節に問題がある肩こり
股関節と膝関節に問題があると、骨盤がゆがみやすいです。
骨盤がゆがむと、骨盤の歪みを補正するように上半身がゆがみやすくなるので、その関係性は良くわかっていただけると思います。
足まわり・脛腓関節に問題がある肩こり
主訴が肩こりの場合、なかなか足にまでは手がまわらないものですが、チェックしておきたいのが
- 上下脛腓関節の位置と動き
- 内側・中間・外側楔状骨の位置と動き
- 足根中足関節の位置と動き
この3点です。
もちろん、距腿関節や距踵関節も絡んでくることはありますが、まずは上の3点についてチェックしてみてください。
それ以外の要因に起因する肩こりの可能性?
最後に、それ以外の要因はないのか上記の股関節や膝関節、脛腓関節、足まわり以外に要因はないのか・・・というともちろんあります。
- 外出した日に肩の凝りを強く感じると言われたり、左右の肩の高さの差が大きい場合には、荷物の持ち方や重さも関係してきます。
- 女性の場合、事務職の方だと足を事務椅子に引っ掛けた状態ですごしていたり、重ねるようにしていたりして、足からのバランスを崩す状態を自ら作っている場合もあります。
こういう場合には、荷物の持ち方や座り姿勢の指導も行ってくださいね。 - 内臓疾患のによる反射痛:心臓の場合は左肩、肺や肝臓・胆嚢などは右肩に症状が現れます。こういう時は、早く医療機関をお勧めしてください。
まとめ
なぜかスッキリ改善しない肩こりの場合は、まずは患者さんに、よーくお話しをお聞きしてその原因を探ってみてください。そして、常識にとらわれず、体全体を触診して自分の手指で感じた感覚を元に、仮説を立てながら施術していきましょう。
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この記事は、元認定講師の記事を転記しています。参考にしてください。
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