【整体 技術】整体の技術を学ぶ時に大切な考え方「守・破・離」
整体の技術を学ぶ時の考え方について、私見をお伝えします。
動画で学びたい方は下記をご覧ください。
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目次
新しい技術を学ぶ時の考え方
整体の技術に関して、質問が来ています。パーフェクト整体をこれから学びたいと考えています。
しかし、今まで学んできた技術を捨てるのも惜しいと思ってしまって、その技術とパーフェクト整体の技術を、程よく掛け合わせたいなと考えています。
一技術者として、先生はどうお考えでしょうか?
私は、学生時代にオステオパシーを習いました。
必死で学んで10年くらいしてから、オステオパシーから卒業して、今、オリジナル整体技術として、パーフェクト整体を教えてます。
その間、たくさんの技術を学んでいます。
技術を学ぶ時の考え方:【守・破・離】
私の場合は、新しく習った手技を使って 70人ぐらい施術してみると、その講師が、なぜ「ここで、こうしよう」と言ってたのか、どんな目的でそうしているのかなどが、わかってきます。
新しい技術の理論・理屈がわかったら、どの場面でどう使うかも考えられるので、自分の技術として使えます。
でも、新しい技術を覚える段階では、
- 最初から適当にしたり
- 今までの処方と混ぜたり
したら、施術の目的、手法をかけるとどこにどう効くかなど、何もわかりません。
新しいことを学んで覚える段階では、過去の技術と適当に混ぜて練習したら何もわからないです。
なぜだと思いますか? 武道では「守・破・離」という言葉があります。
- 「守」は、習った型を忠実に「守る」こと
- 「破」は、習った型を「破る」こと
- 「離」は、習った型から「離れ」オリジナルの世界に入ること
です。例えば、柔道で型を覚えることは「守」です。型を学んで、型通り正確にできるようになるまで覚える。それができて初めて
「自分はこうやってみよう」
「こんな風にしたらどうなるだろう」
と考えることができます。考えた結果、
『自分はこんな考えに基づき、こういう施術法にアレンジしてみよう』『講師の考え方と違うけど、〇〇なお客様にはこんな施術にしてみよう』などと工夫できるようになります。
「守」があってこそ、その先に工夫・アレンジができるわけです。
学ぶ時は、順番が大事
技術を学ぶときの順番は、「守・破・離」の順番が大事で、「守」が最初。学んだ技術を忠実に再現できるまで、練習するからこそ、技術の基礎が固まり、応用の世界に出ることができます。
私は、70人施術すると、だいたいわかってくると言いましたが、あなたも100人、200人、300人と数稽古をすると、どこかの段階で、なぜ?講師が「こうしなさい」と言ったのか、意味がわかるようになってきます。
だから、努力の最初は数稽古が必要になります。そして、実際に学んだ技術を使いこなせるようになると
- 「もうちょっと力加減をこうした方がもっと効くかな?」とか
- 「この角度の方がもっといけるかな?」とか
そんなことが手の感覚として伝わってきて、お客様ごとに工夫・応用できるようになり、量をこなすことが質を上げることに繋がります。
実は価値を生まない[いいとこ取り]
ここまでお伝えしたとおり、技術を学ぶ上で「守・破・離」は大事です。でも、最初からいいとこ取りしようと思って
「ここは、自分の今までのやり方で行って」
「そこは、パーフェクト整体を使ってみる」
みたいにしてると、どの手法が、どこに どう効いたのか、結果の検証すらできません。ただ色々と、型を適当に組み合わせているだけですし、新しい技術を習得し切っているわけではないからです。
それは、ただ色々な施術を提供したという[自己満足の世界]です。
自己満足の世界では結果は出ない
なぜ?私がこんなことを言うかというと、ある時、受講生さんが「前よりはいいけど、なかなか売上が伸びないんです」と訴えてきました。真面目で熱心な先生だと思っていたので、私はその受講生さんの院に行ってみました。
さっそく、お客様への問診を再現していただき、そのまま、普段行っている施術をひと通り受けて、気づいたことがあります。
それは、先生の今までのやり方に、パーフェクト整体の手法をあちこち取り入れていることでした。
あちこち?全部じゃなくて?
全部じゃなくて、膝だけちょっとパーフェクト整体の手法を入れたり、腰にパーフェクト整体の手法を使ったりしているんです。苦手だなと思う手法は飛ばして使わず、自分のやり方と組み合わせて施術しているわけです。
そうすると、今までのやり方と、パーフェクト整体では理論が違うので、お客様に説明するときに、つじつまの合う説明ができない・・
なぜ?こんなことになっているかというと、「守」を極めて技術を自分のものにしていないからです。
習った技術を忠実に再現できるまで練習して、できるようになった上で、お客様Aの場合は、こうしたらもっと効くかな?と考えられるレベルまでいかないうちに、自己都合で適当に組み合わせているから、技術に一貫性がないし、その理論も支離滅裂なわけです。
私は申し訳ないと思ったけど、「あなた、技術をゴチャまぜにしてるんじゃないの?」と聞いてみたところ、困った顔をして「そうなんです」と言っていました。
だから、「守」ができていないうちにあれこれすると、それは、お客様にバレてしまいます。
やりやすい今までの自分の手法と、自分の手法で効かないところだけパーフェクト整体を組み合わせたところで、、、その組み合わせた手法が正確にできてなかったら、もう何もかも中途半端になります。
お客様は素人さんなので、頭で理屈は分からなくても、体では何が起こっているか起こっていないかを感じています。
「前とは違うけど…」
「効いてもいない」
「何これ?」
ということになり、通院しなくなる・・
それはちょっと…
お客様が途中で「やっぱりダメかも..」と判断して、リピートをやめるんです。その結果、売上が上がらない。
彼の場合、パーフェクト整体を学んで以前よりも自信がつき、集客の苦労がなくなったのはよかったけど、リピートで苦労しておられたというわけです。
※ 彼はその後、毎月JPSA卒業生サロンで開催している勉強会に参加され、1年ほど経ったある日、ついに、何が技術の成長を邪魔していたかに気づかれました。(^^
だから、本講座の受講生さんには、中途半端になっていただきたくないんです。「どうせお金をかけて習うなら、できるまでちゃんとやろうよ!」と言いたいです。
考え方は自由なので、強制はできませんが、「守・破・離」を順番にこなせる環境は整えております。
教える方は、結果が出る方法だからお教えしているのですから、再現できるまで頑張って欲しいと思います。
しっかり「守」を通過した受講生さんは、たとえば、認定講師みたいに、ちゃんとできるようになっていきます。そのための環境をぜひ活用して、ぜひ「守・破・離」を守ってできる自分になってください。
地獄への道は善意で舗装されている
お釈迦様の言葉で、「天国への道は茨の道である。地獄への道は善意で舗装されている」という言葉があります。
全くその通りで、技術を覚える時は、自分が楽をすることを考えちゃダメです。
サッカーだって野球だって水泳だってゴルフだって、技術をマスターするには大変だし、時間もかかります。その努力をしているときは結果を出すということをゴールにがむしゃらに練習するわけです。そしてある日、目の前のお客様を助けられたという結果が出せたら嬉しくないですか?
施術家が、常に意識を向けるべきは、お客様です。
「目の前のお客さんを助ける!」そこにいつも焦点を合わせて努力することが大事です。それなのに、自分が楽することとか、いかに要領よく施術するかを考えると、だんだんと道から逸れていきます。あっちに行ったり、こっち行ったり・・・
お客様は、そんな先生のことをジッと見ています。口には出しませんけどね。
「あら?先生どこに行くの?」
「今度はこっちですか〜?」
「え〜〜〜?」
「もう、、ダメ!」
と、フェードアウトしていつの間にかいなくなります。だから、「守・破・離」は、技術を学ぶときのキモだと思って、石の上に3年のつもりで頑張ることが大事です。
まとめ
整体の技術を掛け合わせるとどうなるか?について伝えました。完璧にできてから、つまり「守・破・離」の「離」の段階までいったら組み合わせるのは自由です。
それを制限することは誰にも止められません。私も、技術を突き詰め、パーフェクト整体を創始した者として、それは大いに賛成です。
私とあなたは、手の大きさが違うし、体重も違うし、お客様だって一人一人違っていて・・・何もかも違うんです。新しい技術を極めることができたら、あなたは自由です。お客様の苦痛を改善する効果が出せればいいんです。
結論は、一技術者として「守・破・離」の「離」の段階にいったら、さまざまな手法を掛け合わせるのは全然アリです。
ただし、技術を習得する段階では、勝手にアレンジしてはいけません。前述の例のようにつまずいて終わります。気をつけましょう!
きついことを言うなぁ・・そう思う方もおられるかもしれませんが、お釈迦様が言うように、甘〜い言葉に乗って楽する方向に行くと、努力しているつもりなのに、ゆっくり・・少しずつ・・地獄(リピートされない、売上が伸びない)方向に向かっていきます。
『まずい!』と思ったら、厳しくても結果が出せる方法を、石にかじりついてでもマスターした方が天国への道が開けます。
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この記事は、パーフェクト整体創始者 片平悦子が書きました。
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