【整体尾骨痛】座っていても立っていても尾骨のあたりが痛い!パーフェクト整体での具体的な治し方
今回はメルマガ読者さんから頂いた質問にお答えします!
メルマガで「お客様の訴えで、判断がつかない訴えはありますか?」と、アンケートを募ったところ、こんな答えがありました。
愛知県50代整体師さんからです。
「お尻の先が痛い(びこつ)。 実際は歩けないほど腰が痛い?」たったこれだけしか、書いてなかったので、メールでもう少し詳しく教えてくださいと、問い合わせると、こんな答えが返ってきました。
「 患者様の訴えは、座ってても立てっても、尾骨の部分が痛いと仰ってました。L3、4、5~仙骨1辺りを圧すると痛がってました。ぎっくり腰のような感じです。」だそうです。
「座ってても立てっても、尾骨の部分が痛い」まずは仮説を立ててみる
さて、あなたの院に、こんなお客様がいらしたら、どう判断してどう施術されますか?個人的にはこう思う、と言うことを書きます。その前に、前提として知って欲しいことが2つあります。
(1)椎間関節は、少しくらいずれても、許容範囲なら痛くも痒くもない
(2)尾骨は上体のバランスをとる骨
この前提を押さえて、この患者さんに何が起こっているのか、仮説を立ててみましょう。
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仮説A
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元々姿勢が悪く、尾骨に体重をかけて座る生活をしていた結果、L3、4、5~仙骨1辺りが、後ろに凸で丸まってしまい、そのあたりの椎間関節の許容範囲を超えてズレたため、椎間関節の踏ん張りが効かなくて、痛みになっている
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仮説B
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職業柄、腰を丸めての仕事時間が長く、L3、4、5~仙骨1辺りを後ろに凸にした状態で仕事をして、椎間関節の許容範囲超えてズレた。そのせいで、座っても立ってもL3、4、5~仙骨1辺りの椎間関節は動かず、背骨全体のバランスをとる尾骨に力がかかって辛い
このどちらかのような気がします。鶏が先か?卵が先か?の問題で申し訳ありません。。
尾骨の痛み、どうしたら治せるの?
どちらでもいいですが、どうやって治すのかというと仙尾関節から、胸腰移行部までの椎間関節を緩めるたったこれだけです。
しっかり緩めば、痛みはスッと消えるはずです。腰が曲がっているとしたら、腰曲がりが治るかどうかは、お客様を拝見しないと分かりません。情報が少なすぎて判断できないと言うのが本当のところです。すみません(><;
パーフェクト整体を習った方なら、治療は『はいはい、ルーティン通りですね』って感じだと思います。(^^
具体的な治し方(座位で施術)
- 仙尾関節を緩める
- 仙骨孔の左右のバランスを整える
- 仙腸関節を緩める
- 腰仙関節〜胸腰移行部までの椎間関節を緩める
この4つを3〜4回往復すると楽になると思われます。
まとめ
今回は、メルマガ読者さんのご質問にお答えしました。パーフェクト整体なら比較的簡単な施術だけですみますので、軽傷の部類です。質問された方は、大変でもご自分の技術でトライしてくださいね。
施術時の判断のヒントになれば幸いです。
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この記事を書いたのは、パーフェクト整体創始者・片平悦子です。
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