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【整体 膝痛】床に膝をつくと「ヒッ」と痛い原因と解決法

【膝痛】の質問が届いているのでお答えしました。

先生、質問が届いております。

「家事などのために床に膝をつこうとする瞬間に、膝に「ヒッ」という痛みが走って、結局、膝を床につけることができません」というお客様が来院されました。

そういう場合、膝のどこをメインに施術したらいいのでしょうか?また、施術のポイントというのはありますでしょうか?よろしくお願いします

膝蓋骨がずれる

整体 片平悦子そういう場合は、膝蓋骨がずれています。

膝蓋骨が足方向に下がってくると、床に膝をつく時に先にお皿が当たるから痛いんです。

 

あれ床に膝をつく時って、お皿は当たってないんですか?

 

整体 片平悦子はい、膝蓋骨が正しい位置にあれば、膝蓋骨は当たりません。実際に床に膝をついた時に当たるのは、脛骨(頭)です。

膝蓋骨は、大腿四頭筋の中にある骨で、大腿四頭筋が膝蓋靭帯になって脛骨に繋がります。

大腿四頭筋をきちんと使っている。要するに

  • 歩くとか
  • 階段を上るとか
  • 自転車を漕ぐとか

負荷をかけるようにして大腿四頭筋をちゃんと使っていると、膝は正しい位置にいます。

でも、大腿四頭筋がでれ〜んとして筋力がなくなったら、重力に従って膝蓋骨も下に落ちていき、その結果位置がずれ、床に膝をつこうとすると当たって痛いんです。

若くて痛い人の場合、皮膚の奥の方に膿がたまっていることもあります。たまにそういうことがあります。イメージとしては、膝蓋靱帯の中にニキビみたいなものができてることがたまにあります。

ただ、高齢になると、そうではなくて、100%膝蓋骨の位置がずれていると思った方がいいです。

膝蓋骨の正しい位置とは

整体 片平悦子膝蓋骨の正しい位置はどこかというと、大腿脛骨関節の、裂隙と言われる部分に、膝蓋骨の下へりがきているのですが、この裂隙よりも下に来ると膝蓋骨は下がっていると判断できます。

そういう目安で見てください。

膝蓋骨が、悪くなければこうやって寝た状態で、お客様が太ももにぎゅっと力を入れると(等尺運動をすると)、大腿四頭筋に力が入って、膝蓋骨はこの膝関節の裂隙の上のところで、ぎゅっと収まるように見えているのが正常です。

あなたも、ご自分の脚を伸ばして実際に触ってみてください。もし、裂隙の横の隙間の位置よりもちょっとでも膝蓋骨が下がってたら、膝蓋骨は正常な位置ではなく少し下がっているという判断になります。

正常な膝蓋骨の動き

整体 片平悦子膝蓋骨はどう動くかというと、膝蓋骨の中心を軸にして放射状に前後左右斜めといろんな方向に動きますので、いろんな方向に動かしてみてください。

もし、放射状の動きの硬いところがあったら、そこでしばらく待っていると、じわじわ緩んできます。

実際は、パーフェクト整体でもっと効果的なやり方をご紹介しますが、全く施術方法の情報を持たないあなたでもできるとしたら、1番硬い方向でじっとして緩んでくるのを待つのが一番効果的です。

それでもイマイチうまくいかないなと思ったら、もしくは、ある程度動きがついたら、膝蓋骨を少し正しい位置に誘導できると思います。

なので膝蓋ことを正しいと思われる位置に置いたまま、その位置で時計回りと反時計回りに動かしてみて下さい。

一定の圧をかけたまま、時計回りと反時計回りに動かして硬い方があったら、そこでまたじーっと待ってください。そうすると腱紡錘から脳に、今刺激が来てると伝わります。

そうすると、脳から緩めという命令が伝わって患部がじわじわじわじわ緩んできます。再度、動かしてみると時計回りも反時計回りも動くようになります。

こんなふうにしていただくと、だいたい普通は解決いたします。ということでいいでしょうか?

膝関節筋も確認しよう

整体 片平悦子大腿四頭筋の中に膝蓋骨があるため、さらにきちんと診ようと思ったら大腿四頭筋のうちAIISからつく大腿直筋が、股関節をまたいでいるので大腿直筋を慎重に診ていただいて、起始とか停止を確認してしっかり緩めていただくと、膝蓋骨は、より楽に動くことができます。

稀に、膝蓋骨の2〜3cm上に付いてる【膝関節筋】が硬くなってる人がいます。

膝蓋骨が脚方向に落ちると、【膝関節筋】が引っ張られて緊張し、硬くなっている場合は、膝蓋骨を正しい位置に戻してから、【膝関節筋】をちょっと緩めてあげると楽になります。

これらの操作で、だいたい解決するんじゃないかなと思います。

まとめ

床に膝をつくと膝頭が痛い場合の原因は、膝蓋骨が下がっている!という話をしました。

対策としては、膝蓋骨を放射状に動かして、硬い位置で待つ。さらには膝蓋骨に軽く圧をかけたまま、膝蓋骨を時計回りと反時計回りに動かしてみて、動かない方で待つ。そうすると受容体が反応して動くようになってくるという話でした。

「なんだそれ?」
「よく分かんねえぜ」
「何言ってんのお前?」

と感じ、

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この記事は、片平悦子が書きました。

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