【整体 頸〜背中ガチガチ】こんな時、どうすれば楽になれるの?
パソコン作業や長距離運転をされていて、頸〜背中がガチガチ、夜は猫が横に寝るので寝返りがうてず、長時間同じ姿勢のまま寝ている。。。というお客様がおられ、肩の可動域が制限されて、腕を挙げると痛みがあって、痛みがあるところから上には挙がりません。
肩甲骨は多少動くのですが、胸筋はあまり伸びず、手が後ろに回せません。
肘も動き難いです。
肩甲骨周りを解しても限界があります。どうしたら良いでしょうか?
という質問がありました。
答えを考えていた時に、以前、拙著『ねこ背伸ばし』を出版した時に、ラジオ番組に出たことがあって、その時の話が今回質問を寄せられた方への、アドバイスのヒントになりそうなので書いてみます。
目次
腕の可動域は、まっすぐな背中とねこ背では、、全く違う
きっと、この方はねこ背気味になっておられると思います。
下記の写真を見て下さい。
同じ人ですが背中を丸くすると、腕の可動域制限が起こるのがわかると思います。
今回の質問の内容を拝見すると、お客様は相当ハードワークのご様子。
例えば、1週間に1回施術して肩周りをほぐしても、翌日の仕事には元に戻っている可能性が高いです。
しかも、夜は猫がいる。。。
ここで、このお客様に少しでも楽になってもらうには、ねこ背改善のセルフケアが大事だと思います。
自宅では、猫がいるので、仕事中にできるストレッチがセルフケアとしては最適でしょう。
パソコン作業も車の運転も椅子に腰掛けているので、椅子に腰掛けながらできるストレッチを紹介します。
その前に理由がわからないとやってくれないと思うので、猫背の原因を見ていきましょう。
猫背の原因1:骨盤が後傾している
その前に理由がわからないとやってくれないと思うので、猫背の人はまず骨盤が後継しています。
ねこ背の原因の1つ目は、骨盤の後傾、後程骨盤を立てる方法を、後ほど紹介します。
猫背の原因2:肩甲骨の位置が外転+上方回旋している
ねこ背の2つ目の理由は、肩甲骨が正常な位置にいないこと。
こう言われるとそもそも肩甲骨の正しい位置ってどこなの?と思いませんか?
肩甲骨が正しい位置にあると、腋窩に向かって体の横から擦過すると、肩甲骨外側縁がゴツゴツしないですのでそれを目安に検査して下さい。
もし、この検査で肩甲骨外側縁がゴツゴツしていたら、どうズレているのか確認します。
肩甲骨の動きは以下です。
ねこ背の場合は、肩甲骨が、外転し上方回旋方向にズレてしまい、動きに制限がかかっています。
位置がズレ動かないのですから、施術は正しい位置に誘導し、正しく動くようにすればいいだけですけど、それがまた慣れないと簡単ではないようです。
なので、お客様本人がストレッチで、肩甲骨を、内転方向(背骨に肩甲骨が近づく方向)+下方回旋に誘導できればラッキーです。
ねこ背を治すセルフケア
ではここからねこ背改善のための、2つの方法❶骨盤を立てる❷肩甲骨の位置を正常に近づけるを紹介します。
ねこ背を治すセルフケア1:
椅子に浅く腰をかけ、両手を座面についてお尻歩きをするようにして座面と背もたれの角まで移動すると骨盤が立ちます。
これだけで、背中は相当伸び、頭の重みがすっと背骨を通過するので、首・肩が軽くなります。
ねこ背を治すセルフケア2:
いよいよ肩甲骨を正しい位置に誘導するセルフケアです。
❶椅子の座面の真ん中辺に腰掛けて、背もたれの上部を、順手にした手で掴み、そのまま左右の肩甲骨の間に皺を寄せるようにしながら胸を広げます。
❷顔は正面を向いて、ゆっくり右へ、、
❸そのまま、ゆっくり左へ、、
❷と❸をゆっくりと3往復しましょう。
*コツは肘をなるべく後ろに持っていくことです。
これをパソコンワークの時も、長距離運転の時も1時間に1回くらい行うと、肩甲骨周りが楽になります。
まとめ
1週間に1時間施術する=1週間(168時間)に1時間だけ施術している計算になります。
1時間施術しても、残りの167時間、肩こりになる仕事をしていたら、肩こりになるパワーの方が勝ちます。当たり前ですね。
だから、お客様にも協力してもらって、お客様の首・肩のガチガチの凝りを改善する工夫が大事になります。
※ そういえば、ラジオ出演の時の話が下記に載っていました!
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この記事を書いたのは、パーフェクト整体創始者・片平悦子です。
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