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協会公式ブログ

パーフェクト整体の股関節施術<筋膜と腱の緩め方>

今回は、パーフェクト整体の股関節の調整法について書いて行こうと思います。

他の手技で、股関節の調整を見たことがないので、私はわからないのですが、股関節は、どう調整していますか??

「こんなにお尻をほぐしてもらったことがない!」と喜ばれるパーフェクト整体の筋膜リリース

パーフェクト整体で、股関節調整をするときに、まず行うのは、骨盤の調整=仙腸関節の調整です。

パーフェクト整体では、骨盤の調整は、股関節に限らず、全身の施術をするうえで、必ず最初に調整します。 そして、股関節を動かすのに必要な筋肉を一つずつリリースしていきます。

来院される全ての方に行いますので、よくこんな声が聞こえます。

 ”お尻周りをこんなにほぐしてもらったこと無い!”

何ともうれしい声ですね。パーフェクト整体では、一つ一つの筋肉を皮膚表面上から追いかけられるように学びます。

パーフェクト整体の股関節の施術は、まず股関節周囲の筋肉を一つ一つリリースする

 股関節周りには、沢山の筋肉がついてます。

 ・大殿筋
・中殿筋
・小殿筋
・大腿筋膜張筋、
大腿四頭筋(大腿直筋、外側広筋、内側広筋、中間広筋)
薄筋
・縫工筋
腸骨筋
・大腰筋
・梨状筋
・上双子筋
・内閉鎖筋
・下双子筋
・外閉鎖筋
・大腿方形筋
・恥骨筋
・長内転筋
・短内転筋
・大内転筋

があります。

これらの筋肉を一つ一つ分ける事が重要になります。パーフェクト整体を学ぶ前は、表面の筋肉くらいしか知らずに、施術も適当にやっていたので、効果も出るはずがありません。パーフェクト整体を学んだ今は、おかげさまで、どの筋肉が悪さをしているという判別が出来るようになりました。

パーフェクト整体の股関節施術は、習得するまでが茨の道

パーフェクト整体での股関節調整ですが、習得するまで茨の道です。出来たかな?と思っても上手くいかない・・。

前回うまく行ったのに今回は何やっているかよくわからない・・。そんな道のりを経て、現在では的確にできるようになっています。

筋繊維は圧迫せずに、筋膜と腱を緩める

なぜ、施術がうまくいかないか?それは、頭の中と、指先の触っている場所が一致していないから。

頭の中では、解剖図の股関節が広がっています。そして、この辺に当たっているだろうと指を当てますが、ご存じのように、お尻にはたくさんの筋肉や脂肪があり、当ててるはずが、当たってないんです・・・

ここで、ワンポイント施術のコツ。どこの場所でも一緒ですが、

筋肉を緩めるときは、筋繊維を圧迫してはいけません!筋肉と筋肉の間にある、筋膜と、起始停止にある腱を緩めるのです。

 緩め方は、至って簡単

 <捻って、伸ばして、揺らす>

ですが、ベーシック講座、Pro講座で受講生さんを見ていると、揺らす動作が先行しがちです。確かに、それでも緩みは出ますが、まずは捻って、伸ばす、そのテンションをキープしたまま、揺らすのが一番効率的だと私は思います。

まとめ

今回は、

①パーフェクト整体は、まず、股関節まわりの筋肉をひとつひとつ分ける

②パーフェクト整体は局所での調整はせず、土台から調整していく

③パーフェクト整体の股関節施術は難しく、習得するまでが大変

④パーフェクト整体の施術で筋膜と腱を緩める時に筋繊維は圧迫しない

⑤パーフェクト整体の筋膜と腱の緩め方は、捻って、伸ばした状態で揺らす

についてお伝えしました。

あなたは、股関節の痛みを訴える患者さんが来院したら、自信を持って施術をすることが出来ますか?もし、ちょっと自信ないなあ・・と思われたなら、パーフェクト整体を学ぶことがその自信へつながります。ぜひ、私たちと一緒に学びましょう!

この記事を書いたのは、パーフェクト整体認定講師の吉田大道です。

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営業時間:10:00 ~ 17:00

定休日 :土・日・祝

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