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お問い合わせ- 四頭筋の働きを効率化させ膝の運動をスムーズにする
- 膝を守る
これだけ見ても『だからどうなの？』と思うかもしれない。
要は膝蓋骨が正しい位置にないと「膝の痛みは消えない！」ということ。
膝蓋骨を無視していないか
膝痛の施術で、うまくいかない時に、膝蓋骨を無視していませんか？
パーフェクト整体の本講座では、講座生同士で施術をします。お互いに、真剣に施術し、お互いに施術を受けて
- 良くなったところ
- 変わっていないところ
- 新たに起きた反応
などを忌憚なくフィードバックすることで、お客様からは聞けない、自分の施術の効果を知ることができ、さらにスキルを上げていくことになります！
ご存知の通り、治療家は、身体がとても悪い人が多い(-_-;)
そして、今回参加されている先生方も例外ではない。そんな中、T先生の膝をやっていたI先生から「T先生の膝蓋骨が全く動きません!!」という声が・・・
触ってみると、確かに動かない（笑）
骨が正しい位置にない
関節が「全く動かない」と感じるくらい悪いのは、骨が正しい位置にないのだ。
これは本講座を通して、何度も言ってきた。だから、I先生も当然、正しい位置に誘導して施術を試みている。
それでも、動く気配がないのだ。
触ってみると、T先生の膝蓋骨（右）は、時計回りの方に回旋変位していて、ロックされていた。
膝蓋骨の動き
膝蓋骨の動きは、主に上下と左右の十字の動きと教わっていると思うが、実際にはわずかに回旋の動きがある。
とはいえ、こんなに回旋の変位があるのは珍しい。
膝蓋骨の変位は、股関節が外旋していたり、内側広筋が弱化しているというのが、よく考えられる理由だが、ここまでなるのは他にも理由がありそうだ。
T先生はサーフィンをしていて、命の危険を感じるほどの転倒も、したことがあるそうだ。
また、施術時に膝をつくことが多いのも、要因として無視できない。
イレギュラーなケースでは、何かしら非日常的な負担が隠れている。
ぶっちゃけ、、学んだ技術だけでは、こういった患者さんに、対応しきれないことも出てくるだろう。
それは技術ではなく、経験からくる知識の方が必要だからだ。でも現場では「習っていないから」では通じない。
だから本講座中に、こんな「特殊な悪さの膝」に出会えたのは、とてもラッキー♪
膝蓋骨の実技内容
T先生の膝蓋骨を、反時計回りの方向へ回旋させて正しい位置に戻すと、ロックされていて全く動く気配がなかった膝蓋骨が、ちゃ～んと動くようになった！
T先生は、「これまで色んなセミナーに参加したけど、講師の先生が順番に回ってきても
僕の膝を触ると必ず僕をスッ飛ばして次に行っちゃうんです。実演したくないくらい悪い膝なんだろうなって思ってはいたけど、そういうことだったのですね。」と言ってました（笑）
こういうイレギュラーも、理屈さえわかれば、ちょっと位置を修正して施術すればいいだけ。難しいことは何もしていません。
まとめ
膝痛の施術で苦戦していたら、膝蓋骨の動きや「向き」を、意識してチェックしてみてください！
ちなみにパーフェクト整体では、膝伸展位で大腿四頭筋を等尺収縮させた時におさまる位置が、「膝蓋骨の正しい位置」と教えています。
正しい位置で正しく動くようにできたら、お客様の膝痛は改善に導くことができます。
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この記事は、過去の認定講師の記録です。文責：片平悦子
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