【整体 仙腸関節】「関節を3Dで触れる」ことが、施術上達の鍵!
おはようございます。富山の認定講師、吉田大道です。本日は、腰痛施術において、最も欠かせない代表的な関節「仙腸関節」の施術ポイントについて、深く掘り下げて解説します。
「腰椎施術に仙腸関節が重要なんて、当然分かっている!」と思われる先生も多いでしょう。
しかし、実際の施術では、骨盤の「前傾・後傾」といった平面的な議論に終始し、手が止まってしまうことはありませんか?パーフェクト整体では、そうした単純な見方はいたしません。
仙腸関節施術の鍵

その1「仮合わせ」
パーフェクト整体での検査は、起立位の骨盤の変位を、
・左右の腸骨稜の高さ
・左右のPISIの高さ
・左右の坐骨枝の奥行きの差
で判断しますが、これは単に左右の変位を確認するだけで、「どちらが悪い」と決めつけるのではありません。
検査をした後、左右差がなくなるように「仮合わせ」を行います。ちょっと、意味がわからないですね。例を挙げます。
立位の患者さんの後ろ側から検査します。
・右の腸骨稜の高さが左に比べて高い
・右のPISIの高さ左に比べて高い
・右の坐骨枝が左に比べて手前に触る
・・・この場合、右の骨盤が左に比べて、前傾していますよね?
前傾している方の足を半歩〜一歩前に出すと、前傾していた骨盤が後傾するので、左右差がなくなります。ここまでの過程を仮合わせと言ってます。
なぜ仮合わせをするのかというと、関節面を正しい位置にセットして、施術を行う方が効果的だからです。
これはパーフェクト整体の「基本のき」ですが、次のステップが最も重要です。
その2:平面関節を「3D」で読む力
関節を緩めるには、関節面を正しい位置にセットし、さらに圧縮することが鍵です。
しかし仙腸関節は、見た目は平面関節でもその関節面はまっすぐではなく複雑に「凸凹(おうとつ)」しています。

この凸凹している関節面は、前後軸、左右軸、縦横軸という「3次元(3D)」で接触していることになります。つまり、正確に調整するためには施術者自身が、関節面が「3次元」でどうなっているか、そして「正しい位置」がどこかを、読み取ることが必要になります。
つまりどうやって、その「正しい位置の感触」を身につけるか?が重要になります。

私も最初の頃は「正しい位置って何だ?」と悩みました。そこで行ったのが、骨盤の骨模型を分解し、関節面の凹凸を何度も触って確認するという作業です。
これを繰り返すことで、体表からでも関節面がどうなっているかを、感じ取れるようになっていきました。この「3Dで触れる」技術こそが、施術の上達と再現性の高まりに直結します。ぜひ、「3Dで触れる」と思って触れてください。そして、その関節面を読み取ろうとしてください。イメージはとても大事です。
まとめ
今回は、仙腸関節施術の鍵についてお伝えしました。
仙腸関節を詳細にイメージして練習を繰り返し、この感覚をモノにしてください。どうしてもイメージ出来ない時は、体験会に来てください。
体験会では、仙腸関節を圧縮して緩めることを学べます。その力加減を学んで帰ってください。
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皆様の技術向上を願っております。
この記事を書いたのは、パーフェクト整体認定講師・吉田大道です。

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