blog

整体で困った時に読むブログ

【整体坐骨神経痛】3つの痛み別に見る 坐骨神経痛の具体的な施術ポイント!(症例つき)

坐骨神経痛の施術は簡単ですか?大変だと思いますか?実はパーフェクト整体では坐骨神経痛は重症ではありません。

そこで今回は、坐骨神経痛の施術ポイントについて、症例を交えてお伝えします。

パーフェクト整体のリアル講座で学ぶ前に来ていたお客さんが、同じ痛みで来店

当院に、来店された「座っていると左のお尻が痛くなる」というお客さんの施術について書きます(^^)/

このお客さんは、7年前にも何度か、左側のお尻の痛みと右五十肩でご来店されていました。今回は、1週間前に腰が伸びなくなって、左側のお尻も痛いし、いつもと違う痛みなので、ご来店されたようです。

話を聞くと、お尻の痛みは、7年前から続いていて、1時間位座っていると必ず痛くなるそうです。7年前は、まだパーフェクト整体を習う前で、DVD頼みの施術をしていたのを覚えています。

座っているときに痛い坐骨神経痛:診断ポイント

拝見すると、 ”股関節の可動範囲“ が小さくなっていて、内旋・外旋などが特に動きにくくなっています(–;)

そこで、まずは、股関節周囲の筋肉が緊張していないか?関節も均一な隙間を保った状態で動けているかをチェックしていきます。

引用:https://www.anatomy.tokyo/systematic/sa10/origin-and-insertion-of-quadratus_femoris/

座っているときに痛い坐骨神経痛の場合、チェックポイントは、大腿方形筋・梨状筋・内閉鎖筋・外閉鎖筋です。これらのチェックポイントをみていくと、痛くなってから時間が経っているので、どれもそれぞれ緊張しています。

この筋肉群がギューッと硬くなることで、股関節の関節の関節臼と大腿骨骨頭の隙間が狭くなり、関節が動きづらくなって、長年の痛みに繋がっていると判断しました。

施術:股関節周りの筋膜をリリース&関節包を広げる

<腰椎・骨盤・股関節>の調整+<腰・お尻>をメインに筋膜をリリース!全身のバランスをみて調整します。

3回目のご来店時には目を輝かせて、「この1週間、座っていても一回も痛くなりませんでした」と報告してくれました。チェックポイントをしっかり診ていくことで嬉しい結果になりました。

体位変換時に苦痛が起こる坐骨神経痛は、仙腸関節が原因

坐骨神経が、深部から浅部に出る部分で圧迫されることが、坐骨神経痛の原因になる場合があります。

坐骨神経は、腰椎から出た神経が集まり、太い坐骨神経の束になり、梨状筋の間から表面に出て来ます。坐骨神経として合流する部位は、仙腸関節の前面部分にあたります。

そのため、仙腸関節の動きが制限された場合や、仙腸関節が固着して動かない場合に体を動かすと、坐骨神経が圧迫され痛みが起こることがあります。これが、仙腸関節の動きが制限された場合の坐骨神経痛です。 

仙腸関節が動かないと、体を前屈した時や足を組んで腰掛けた時に、その体位変換による刺激や圧を仙腸関節で吸収することができません。なので、仙腸関節の前面で痛みを感じてしまうのです。

仙腸関節が動かないときの特徴は、体位変換時に苦痛」を伴うということです。そのため、

■ 朝起きてすぐに動けない
■ 寝返りを打つのが辛い

などの症状を訴える坐骨神経痛の場合は、仙腸関節が原因なのです。

お尻に強い痛みがある場合は梨状筋が原因のことが多い

引用:https://www.anatomy.tokyo/systematic/sa10/origin-and-insertion-of-piriformis/

上述のように坐骨神経は、腰椎から出た神経が集まり、太い坐骨神経の束になり、梨状筋の間から表面に出て来ます。坐骨神経がこの梨状筋を通過する部分に何か問題があると、梨状筋が原因のお尻の痛みになります。何らかの理由により、梨状筋が坐骨神経を圧迫して起こる坐骨神経痛が ”梨状筋が原因のお尻の痛み“ です。

梨状筋は、仙骨裏面に起始がありますが、仙骨の外側から、そのままほぼ真横に走って大転子の直上に着いてます。お尻にある左右の梨状筋は、骨盤・股関節にゆがみがあると、梨状筋の緊張の度合いが左右で違ってきます。すると、緊張した梨状筋の間を通過する坐骨神経が圧迫されてしまうのです。

梨状筋が原因のお尻の痛みは、坐骨神経が表面に出てきてからの痛みなので、お尻そのものが痛い、「ピリピリ」「ビリビリ」するという訴えになります。また、他者が梨状筋を圧迫すると、とても痛むという特徴があります。

このような場合は、梨状筋の膜リリース+骨盤の歪みを整え、股関節の状態を正常な位置に誘導することで痛みが消えていきます。

まとめ

今回は、当院に来店されたお客さまの症例を参考にして

・座ってると痛い時
・体位変換で痛い時
・お尻に強い痛みがある時

の施術のチェックポイントについてお伝えしました。

今回、お伝えしたところだけではなく、太もも・スネの痛みなどが出るケースも多々あります。

坐骨神経痛の治し方も知りたい方へ

坐骨神経痛について、もっと深く知りたい方は『坐骨神経痛・改善法 施術手順書』をぜひご購入ください。

『坐骨神経痛・改善法 施術手順書』の詳細は下記URLからご覧いただけます。

理屈に沿った、具体的な施術方法(動画付き)も学べるのでお役に立てると思います。
↓↓↓
https://perfectseitai.co.jp/lp/sciatica-opt/

パーフェクト整体って何?を知りたい方は、メルマガ登録すると無料の9動画で解説していますよ。

メルマガ登録はこちら

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事を書いたのは、パーフェクト整体認定講師・小林 俊彦です。

——————————————-
〒338-0002  埼玉県さいたま市中央区下落合2丁目5−3 辻村マンション301

TEL:04-8679-6762
一般社団法人日本パーフェクト整体普及協会(略称:JPSA)

公式サイト:https://perfectseitai.org

営業時間:10:00 ~ 17:00

定休日 :土・日・祝

——————————————-

こんな記事もお役に立てると思います!

【整体坐骨神経痛】坐骨神経痛で、大腿方形筋とハムストリングスがカチカチだった時の施術法(症例つき)A

【整体坐骨神経痛】6院巡っても治らなかった… 坐骨神経痛の根本原因特定と治し方(症例あり)

【整体股関節痛】整体院に股関節痛の72歳女性患者さんがやってきた!原因と治し方(症例つき)

カテゴリー

パーフェクト整体とは
何かがよくわかる

メルマガ登録こちら

メルマガにご登録いただくと
無料の動画講座が見れます!