【整体 ばね指】ばね指の原因と施術ポイントについて
今回は、ばね指の原因と施術ポイントについて紹介します。
ある記事に、ばね指になった方が、患側の手の握力が1桁台になってしまうことがあるって書かれていて相当衝撃を受けました!
普通の女性の握力は、平均20とか低くても15とからしいんですけども、それが1桁になってしまうなんて、ばね指がそんなに影響を与えるんだとびっくりしたんですけど、ばね指を施術する難しさや改善のポイントを教えてください。
目次
体は全体で一つ
体は連帯責任をとって、悪いところをかばっています。

つまり、ばね指の原因は、指から遠い中枢にあるってことですか?
そう、原因は中枢にある可能性があります。ばね指は、指先の症状で体の末端です。最初に中枢のどこかが壊れ、肩甲胸郭関節が壊れてきます。
上肢帯は肩甲骨も含みます。だから、【肩甲胸郭関節】がロックかかると、肩甲骨が動かない分を、隣の【肩甲上腕関節】が頑張る→【肘】が頑張る→【手首】が頑張る→【指】が頑張って痛みになる。
でも、お客さまは何も知らないから、整体の先生のところに来て
「先生、親指が痛くて曲げようと思うとぽっきんって音して痛いんです!」
「曲げられるんだけど、伸ばそうとすると伸びていかなくて、ピキって痛いんです!」
などと訴えます。人によっては親指のIP関節がフニャフニャして力は入らなくなることもあります。
ばね指の施術が難しい理由
一言にばね指と言っても、いろんな症状がでますが、その原因が指にあると思ったら大間違いです。
もちろん、直接の原因は指の関節にあるのですが、そうさせたのは、もっと体に近い方じゃないでしょうか?
果たして、肩甲胸郭関節はスルスルと動いているでしょうか?ばね指の改善のためには、手指だけじゃなく、中枢からやらないといけないから、難しいんです。
ばね指の改善ポイント1:肩甲胸郭関節
ばね指の改善ポイントの1個目は、【肩甲胸郭関節】を緩めることです。
肩甲胸郭関節は、私も長年の悩みの種でした。この部分が硬いのは分かる、でもこれ一体どうやって緩めるんだろう?って思いませんか?
ある時、冷蔵庫ジャムの瓶がありました。ジャムをパンに付けて食べようも思って、蓋を開けようとしても開きませんでした。
湯煎するのも面倒だったので、膝で押してぎゅーっと圧縮して力を入れて蓋を押したら、、、蓋が開いたんです。その瞬間「あれ?これ整体の施術にも使えないかな?」と思ったわけです(^^/
肩甲骨が胸郭にべったりくっついて、指を入れようとしても自分の指が痛いだけなので、引くのではなく「押したらどうか?」と思って押す(圧縮)するようになったら、【肩甲胸郭関節】が緩められるようになってきたので、勝手に「ジャムの瓶の蓋の理論」と名付けました。
当時は圧縮してなぜ緩むのかわかりませんでしたが、今はその理由がわかります。
筋肉の【筋】紡錘は筋肉に刺激が加わると、【筋】紡錘から脳に伝わり、脳から「筋肉を硬くして守れ!」と命令がきます。
一方、靭帯や腱など膜にある【腱】紡錘は、膜に刺激が加わると、【腱】紡錘から脳に伝わり、脳から「膜を伸ばして守れ!」と命令がきます。
こんなふうに【筋】紡錘と【腱】紡錘は、刺激が入った時の反応が真逆になります。
本当だ!
逆ですね!
逆だから、肩甲胸郭関節の【筋】と【膜】を一緒に刺激すると、どうしたらいいかわかんないから、そのままの状態でいて何をしても緩まなかったわけです。
でも、【腱】紡錘を意識して、膜に刺激がいくように圧縮をかけて待てば、脳からは「もっと緩め!」「もっと緩め!」と命令が来て、結果として、肩甲胸郭関節が緩むんです。
だから、肩甲胸郭関節に上手に圧縮をかけると、いい感じで緩みます。どこに圧縮をかけるかっていうと、肩甲骨の内側縁の裏側に肩甲下筋の起始があります。同じ場所に、前鋸筋の停止がありますので、その辺をめがけて上手に圧をかけるんです。
人によっては30秒、長い人で1分〜1分半ぐらい待っていると、先生の手にどっくんどっくん、ずっくんずっくんっていう感じが伝わって来たり、もわもわしてきたり、重さが減ってきたりといろいろ変化するので、緩んできたことが、はっきりわかります。
だからやることの1つ目は【肩甲胸郭関節】を緩めることです。
ばね指の改善ポイント2:肘関節
肩甲上腕関節は説明が難しいので、悪くないと仮定し、次にやることは肘です。
肘がなぜ?大事かというと、腕尺関節がズレて固まると尺骨の前から走る深指屈筋と浅指屈筋、橈骨からつく長母指屈筋、これが手根管を通って指に行くわけですが、この筋肉の長さが変わってしまうので問題なんです。
だから、肘関節の施術もとても大事です、あなたは正確に肘関節を操作できておられますか?
ばね指の改善ポイント3:手根管
手根管を【浅指屈筋】4本+【深指屈筋】4本+【長母指屈筋腱】+【正中神経】=全部で10本の腱が通過していくのですが、この部分は、指の動きにはめちゃくちゃ大事な部分なので、手根管を形成する8個の【手根骨】を緩める必要があります。
ばね指の改善ポイント4:手根管から先の当該関節
CM関節
もし、親指のばね指なら、手根骨と第1中手骨の間のCM関節は、鞍関節なので2軸にしか動かないので、上手にコントロールして緩めることが大事です。
MP関節
そして次、MP関節:第1中手骨と基節骨の間のこの関節は、3軸で動くので、前後・左右・回旋の動きを正常にしてください。
PIP関節 / DIP関節
さらに、このPIP関節 / DIP関節も、正常な3軸の動きをつけなくてはいけません。
だから、ばね指は指先の問題だから、指先だけ施術したらいいと言う考えは、とんでもないです。
種子骨
特に、今言ったことに加えて、親指の場合は、種子骨が2個あります。種子骨があることで、長母指屈筋腱が逸脱しないで所定の位置を通過できます。
母指のばね指の場合は、示指側の種子骨の方に長母指屈筋腱が寄ってきて、癒着することがありますので、その癒着も取ってあげる必要があります。結構大変な作業です。
まとめ
ばね指は、甘い考えで操作してはダメです。がっちり中枢から施術しないといけません。
また、ばね指の手術をする人もおられますが、手術は、引っかかってる腱を切るらしいです。そうすると、引っ掛かりがなくなって、動くようにはなる。
でも、腱が細くなった分、力は弱くなります。これは確かに対症療法としてはとてもいいですが、原因を取っていないので、またばね指になり、2回・3回と手術を繰り返す方もおられます。
でも、それってご本人にとっては辛いことです。だから、ばね指は、ちゃんと良くしてあげてほしいんです。
今回は、肩甲胸郭関節から先の話をしましたが、実際には背骨を緩めて、肋骨を緩めて、肩甲骨を動かすことになります。
だから、ばね指は、指先の症状だから楽勝と甘く考えないで、本気で施術していただきたいと思います。
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この記事は、講座生の報告を記録したものです。文責:片平悦子
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