
Y先生、手根骨、肘、前腕骨間筋、MP、IP(近位・遠位)がしっかり緩められていれば、施術後は引っかかりの軽減はみられます。
時間的に難しいのであれば、まずは上肢をきっちりやっていく方を優先してみてはどうでしょうか?
骨盤や脊柱も大事ですが、主訴に何らかの変化を与えないと、継続してもらえずそれまでになってしまいますので。
特に、前腕が施術の抜けポイントになりがちなので、前腕の中央部分が回外位で押しこんだ時にフニャっと沈んでいくくらい柔らかい状態になるまで前腕の骨間膜を緩めてみてください。
早々にアドバイスいただいたのに、返事遅れてすいません。やはり軽減はみられるのですね。
はい、上肢をしっかりやる方向から始めてみます。ふにゃっと感がなかなかでないので、そこをポイントにまた明日施術してみます!
ありがとうございます。
前腕の施術はできているか?
Y先生、おはようございます。
基本的には、そのまま続けても大丈夫だと思います。
A講師のアドバイスにもありましたが、前腕はとても重要になってきます。
腕尺関節にも硬さが残っているかもしれません。左右の関節の動きを比べて硬さがあるかどうかも検査してください。
また、変化に関しては、筋疲労があれば、変化し難い状況も考えられます。休養も治療のポイントになるかもしれません。
手は複雑な動きや細かい筋肉などがあります。劇的な変化は、治療家として望むところですが、継続して一歩一歩前進するのも治療家の仕事だと思います。
Y先生にとって何か少しでも参考になることがあれば幸いです。

前腕は大きなポイントなのですね。明後日と明明後日は肘や手首なので、また細かいご指導をよろしくお願いします!
ストレッチも伝えてみます。
手根骨施術のコツ
Y先生、こんにちは。
私のところにもつい先日、中華料理で左ききの方でバネ指の方治療しました。その方は、痛めたばかりでしたので、2回でバネの感じ取れましたけど…Y先生の患者さんは、だいぶ悪そうですね。
バネ指の方は、私も前腕は緩めます。特に前腕の筋肉の硬くなっていたり、痛みがあるくらい張っているところは、意識します。
手根骨、特に痛みが出ているところの近くを施術する時は、骨の持ち方、特に把持する角度を硬くなっているところにフィットするように、横とか斜めとか工夫すると改善が早いように思います。
後は骨を持つ力加減も工夫するといいです。
D講師、おはようございます。
なんてタイムリーな! 前腕はたしかにパンパンです。把持する角度はあまり意識してなかったので、そこを注意してみます。
ありがとうございます。
肩甲胸郭関節と胸腰移行部を見逃さないで!

お疲れ様です
弾発指の場合、中年以降の女性と、このようなワーク系の場合とでは調整を分けていますが、ワーク系の印象としては取りやすいと思っていますが、重症なんだと思います(中華鍋はホントに重いです)
基本は、今までのアドバイスのように施術しています。
指や手根のホネホネ感や、屈筋支帯の硬さが明確に変わるくらいの調整は必要です。前腕の硬さはしつこいと思います。
また、肩甲骨位置(腋下含む)と胸腰移行部がきちんと動いているかは、私的には重心が遠く(縦横)に行き過ぎて鍋や包丁を支える支点が遠くなり、前腕~手部に負荷がかかりすぎていないかなどを気にします。
相手によりますが、話せるなら包丁や鍋の持ち方などお伝えしたりしています。
そういえば思い出しましたが、仕事での弾発指の20代男性(そのずっと前に腰痛で来院歴あり)、非常に身体の線が細く、こりゃあ筋力が追い付いていないなぁ的な方がいまして、なかなか低レベルで一進一退で数か月、その後その方がどんどん太っていったら力もついてきたみたいで治った事例もありました。
ただ単に私がとりきれなかっただけかもしれませんが、ご参考まで。。。このケースはレアかも。。。

C講師、おはようございます。
明確に変わるくらい…調整できてません。。前腕の固さは大きなポイントなんですね。
持ち方からイメージし直してやってみます!なかなか余裕が無いので、追々胸腰移行部も診ていきます。ありがとうございます。
手根骨のアーチが壊れていませんか?
Y先生 頑張っておられますね。基本、認定講師の先生方が言っていることで大丈夫ですが、
もしかしたらアーチが壊れていませんか?
手根骨を緩めた後アーチをしっかり作ってください。おそらく三角骨がアーチ形成に参画していない状態にあると思いますよ。

片平先生、ありがとうございます。アーチはよく診れてませんでした。
一昨日まで2日連続で再受講した講座の内容が肘・手根骨・指節関節でしたので、ばっちりチェックしてもらいました!
深い圧縮が足りてないので、丹田大三広をもっと意識して施術してみます。
Y先生、よかったですね。アーチを作る前に、手根骨の位置がずれているはずなので先にその位置を修正してくださいね。
イメージとしては足の立方骨が捻挫してずれるのを直す感じに似ています。三角骨の位置を正しい位置に限りなく近づけてからアーチを作ってください。
また手根管を通る腱が粘ってしまっていることもあります。そのときは、ばね指のときに腱を伸ばす処置を習っていると思いますので、同じような方法で一本一本の腱が動けるようにほぐす必要もあります。がんばってくださいね。

突っ込んでる月状骨や三角骨を掻き出すことに集中しすぎて、それが正しい位置で自動運動できるようにってのを見過ごしてました。
今回はタイミング良かったですけど、講座や個人レッスン、勉強会の有り難さをまた実感することができました!
まとめ
バネ指は体の末端の症状です。
実際は認定講師が言うように、中枢から末端に向かって確実に施術する必要があります。なぜなら、中枢の動きの悪さを、より遠位の自由度が高い関節がかばうように動くからです。参考になれば幸いです。
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この記事は、講座生の報告を記録したものです。文責:片平悦子
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