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【整体股関節痛】股関節痛を改善するために重要な深層外旋六筋と坐骨神経痛について

今回は、パーフェクト整体を学ぶ前の私の股関節施術の経験と、深層外旋六筋、坐骨神経痛について書いていきたいと思います。

重症な股関節痛改善するのは、大変ですよね。わかってくれば来るほど、難しく施術に骨が折れる部位だと思います。

パーフェクト整体を学ぶ前は、時間を延長して精一杯施術をしても少し良くなる程度だった

まずは、今から5年位前、パーフェクト整体の講座を習う前の、私の経験を話そうと思います。半年位前から、当店に通われていた方のお話です。島太鼓をやられている方で、足を大きく開き太鼓を打つ打法で、格好良く足を開いて打ちたいのに、足が開けない、広げると痛いとお悩みでした。

動きをみていくと、開脚がかなり出来ない。 無理に動かそうとするとかなり痛がります。太鼓の練習の次の日は、足の付け根・太ももが痛くなって固まるそうです。その当時の私の施術では、精一杯時間を延長して施術しても、少し楽になる、少し足が開くようになる位で、効果的とは言えず物凄く施術に行き詰まりを感じていました。しかし、一筋の光が…

股関節が動きをつけて、股関節周辺の膜を緩めると可動域が広がる

その後、パーフェクト整体の本講座で学び始め、本講座1回目に教わった、うつ伏せの骨盤調整を試したところ、股関節が引っ掛かりながらも、ゴリゴリ・メリメリ動き出しました。お客さんも私もメチャビックリ!!関節の動きをつけること、そして、その関節周囲の膜を緩める事ができれば、可動域が広がり、痛みを楽にしてあげられたと思います。ですが、パーフェクト整体を学ぶ前の私の施術レベルでは、それ以上の効果を出すことが出来ませんでした。

深層外旋六筋が硬くなると、坐骨神経痛の原因になる

股関節痛などの股関節症状では、股関節周囲の筋肉がギュウッと緊張していることが考えられます。お尻の筋肉や筋肉を包む筋膜が硬くなっています。硬くなる筋肉の代表格は「深層外旋六筋」です。

深層外旋六筋(しんそうがいせんろっきん)とは、お尻の深い位置にある重要な筋肉です。

■ 梨状筋(りじょうきん)

■ 内閉鎖筋(ないへいさきん)

■ 外閉鎖筋(がいへいさきん)

■ 上双子筋(じょうそうしきん)

■ 下双子筋(かそうしきん)

■ 大腿方形筋(だいたいほうけいきん)

6つの筋肉群の総称になります。

深層外旋六筋は、主に股関節を外旋(爪先を外向き)にさせることに、大きく関わりがある筋肉群です。この筋肉がギュウッと硬くなると、坐骨神経痛になる原因の1つになります。そして、筋肉や筋肉を包む筋膜が、硬くなった結果、筋肉や筋膜より深い部分の関節まわりの靭帯や関節包も固くなって行きます。

股関節の動きの制限が大きいと、痛みも大きくなる傾向があります。なので、施術は、股関節周りの筋膜をリリース、関節包を広げる操作していくことになります。

関節包 ・靭帯について、おさらい

「関節包」とは、関節を包んでいる袋状の膜のことで、骨と骨をつなぐ部分です。骨に一番近くて深い、強い膜が関節包です。

「靱帯」とは、関節包を包むようにあるもので関節の運動を滑らかにしたり制限したりしています。強い弾力性のある線維状の組織です。つまり、関節と関節の隙間が狭くなるということで、均一な隙間が無くなり関節が動きづらくなります。

坐骨神経はボールペンくらいの太さで、人体でもっとも太くて長い末梢神経

神経というと、細いイメージがありますが、坐骨神経は、人体でもっとも太く長い末梢神経で、腰・お尻から足先まで伸びている運動神経です。臀部では直径が1〜1.5cmのボールペンくらいの太さがあります。その為、何らかの原因でこの坐骨神経に問題が生じると、この神経の通り道でもある腰・お尻から足にかけて、痛みが引き起こされることを「坐骨神経痛」と言います。

医療機関では、「坐骨神経痛」は、病名ではなく腰・お尻から足にあらわれる症状の総称で、腰・お尻から足にかけて痛みやしびれが続く状態を言います。

診察すると、検査した上で、医師から「しびれ」の有無を質問され、患者が 「しびれ」を訴えた段階で、坐骨神経痛と診断されるようです。

坐骨神経痛になると、どんな症状が起こるのか

痛みの場所は坐骨神経が通っている腰・お尻から足にかけて起こり、片肢に症状が出る場合が多いです。 

腰やお尻、太ももの裏、ふくらはぎやスネの前外側、足の指などがシクシク痛んだり、ジンジンしたりします。ひどくなると「ピリッ」と電気が走ったような痛みを感じたり、強い張りを感じたりします。坐骨神経は太く長い神経のため、坐骨神経痛で苦痛を訴える場所は広範囲になるのです。

例えば、 

・車の運転をするとお尻の裏から足裏が痛い 

・歩く時に太ももの後ろが痛くてこわばる 

・少し歩くと膝下からスネが痛み、足が挙げずらい 

・かかとが痛くてしっかりつけない 

・足の指がしびれる 

などという具合です。このように、太くて長い坐骨神経の走行経路のどこかが、圧迫などの刺激を受けて痛むので、坐骨神経痛は広範囲なのです。“坐骨神経痛”は、坐骨神経の走行経路に沿って「痛み」や「痺れ」などが、出てきます。

まとめ

今回は、パーフェクト整体を学ぶ前の私の股関節施術の経験と、深層外旋六筋、坐骨神経痛について、ご説明しました。

パーフェクト整体を学ぶ前の私と同じように、精一杯施術しても、改善することができず、行き詰まりを感じているあなたは、是非、パーフェクト整体を学んでください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いたのは、パーフェクト整体認定講師・小林 俊彦です。

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