【整体内反小趾】内反小趾で足の外側が床につけない!痛みの原因と治し方(症例つき)
今回は、内反小趾で歩行時痛がある女性の症例とともに、施術方法としては合っているけれど、詰めが甘かった!という僕の残念な経験をシェアするので参考にしてください。
目次
内反小趾で歩行時痛がある50代女性の痛みの原因は?
【患者様のデータ】
・50代女性 ・主訴:内反小趾で歩行時痛あり ・仕事:パン屋のパート勤務と事務仕事
【既往歴】高校時代、バレーボール強豪校に所属しアタッカーをしていた。頻繁に足首の捻挫を繰り返していたとの事。
【初診時】小趾捄をつかないように歩行し来院。特に思い当たる節も無く、本人としては原因不明とのこと。
【見立て】過去の既往歴から、足首の捻挫が残っていてそれから出た痛みでは?と判断し、骨盤から下腿を施術することにしました。
パーフェクト整体の内反小趾の施術内容
■ 癒着している筋膜のリリース
・大腿二頭筋・ハムストリングス・大腿四頭筋(特に外側広筋中心)・下腿三頭筋・長・短腓骨筋・長趾屈筋・短趾屈筋・小趾外転筋
■ 骨格リポジショニング法
・仙腸関節・股関節・膝関節・足の関節(足の関節と一言に言いますが実際は下記を全部施術しましたよ)
・上下脛腓関節 ・距腿関節 ・距骨下関節 ・ショーパール関節 ・リスフラン関節 ・第5中足基節関節(MP)
内反小趾で歩行時痛がある女性、パーフェクト整体の施術経過
1回目の施術で歩行時痛が改善。しかし、2回目来院時「元に戻っている」と話されました。
4回目の施術で、「痛みはでるが、足の形が変わってきている」とのこと。
6回目の施術時「歩行時の痛みは軽くはなったものの、少し痛みが残ります」とおっしゃるので、改めて距腿関節を検査すると、下脛腓関節で腓骨が回旋+上方にズレているように感じました。
そこで下脛腓関節を念入りに調整すると、ゴリゴリと音がするほどズレていました!(わかりにくい説明で許してください。)
ですが、調整後、「今までで一番歩きやすい!」と感想をいただきました。
1〜5回目までも、下脛腓関節を調整していましたが、結局、なんとなく施術していて詰めが甘かったようです。
パーフェクト整体を学んだら症状が取りきれない時に隠れている原因を探し出すことができるようになった
パーフェクト整体を学ぶ前はこの時点で諦めてましたし、苦し紛れの言い訳と「サポーターで固定しますね」という提案しかできませんでした。
しかし今では、症状が取り切れなかったら、まだ凝り固まって残っている場所があるはず!と思って、隠れている原因を探し出すことが出来ます。そして原因をしっかり調整することもできます。
結果、これが根本原因だったんだとわかって調整できるので、手の感覚で緩みを感じられるまで施術します。だから『これで痛みは軽減できたはず!』と自信を持って施術できるようになりました。
これはコツコツとパーフェクト整体を学び、今までの甘いやり方を捨て地道な努力をして、「どうなっているのか、わかろう」と突き詰めて取り組んできたからこその今だとしみじみ思います。
まとめ
今回は、学生時代に繰り返した足首の捻挫が原因で、年月がたって内反小趾になり足の外側に痛みがでてきた症例と、なんとなくの施術では患者さんの痛みが改善しなかった経験をお伝えしました。
あなたは、患者さんの痛みの原因を突き止めて、緻密な施術が出来ますか?もし、ちょっと自信ないなあ・・と思われたなら、パーフェクト整体を学ぶことがその自信へつながります。ぜひ、私たちと一緒に学びましょう!
この記事を書いたのは、パーフェクト整体認定講師の吉田大道です。
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