【整体 O脚】膝の隙間が埋まらないのはなぜ?解剖学で紐解く「ねじれ」の根本改善
「O脚を改善したくて来院されたけれど、何度脚を内側に寄せても戻ってしまう……」 「将来、変形性膝関節症になるのが怖いという患者さんに、自信を持って『大丈夫』と言えない」
そんな葛藤を抱えてはいませんか? リピートを促しながらも、変化が出ない脚の隙間を前に、施術家として申し訳なさを感じてしまう。そんな風に自分を責めてしまうのは、あなたがそれだけ誠実に、目の前の方の人生を良くしたいと願っているからです。
あなたがダメなのではありません。ただ、O脚という「結果」ばかりを見てしまい、その背景にある「全身のねじれ」と「深層膜の引きつれ」に、まだ手が届いていないだけなのです。
膝痛全体の原因や、なぜ構造が崩れるのかを知りたい方は、こちらの親ページからご覧ください。 → 【整体 膝痛】膝の痛みを土台から整えるパーフェクト整体の根本療法
目次
1. なぜ「膝だけ」を見てもO脚は改善しないのか
O脚は単に「膝が開いている」状態ではありません。 多くの場合、足首(距骨)が倒れ込み、脛骨(すね)が外側に張り出し、股関節が外旋するといった、脚全体の連動した「ねじれ」が起きています。
膝だけを無理に寄せようとする施術は、無理やり関節に負担をかけるだけで、根本的な解決にはなりません。パーフェクト整体では、以下の3大メソッドで「ねじれ」を解いていきます。
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第1メソッド:透視検査法 足首、膝、股関節。どの関節が「関所」となってねじれを固定しているかを見極めます。
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第2メソッド:3種の深層膜リリース法 ねじれた状態でガチガチに固まった靭帯や関節包を解放し、骨が動ける「ゆとり」を作ります。
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第3メソッド:骨格リポジショニング法 足首から順番に、ミリ単位で関節を本来の位置へ戻していきます。土台が整うと、膝の隙間は自然と閉じていきます。
2. O脚の原因:2種
O脚は下記の2つのパターンがあります。
A:構造的に骨の問題でO脚なってる場合
B:機能的な動きの問題でO脚になってる場合
A:構造的な前捻股の場合
構造的な問題は、生まれつき前捻股(大腿骨の骨頭が通常の位置より前に行っている)だと、脛骨が外に弯曲して育ちます。脚全体として、バランスを取るのにそうなります。
前捻股とは、股関節の骨頭の前捻角が正常の範囲は10度〜15度なのに、対し前捻角が15度以上の股関節をいいます。イラストを参考にしてください。

(引用:https://ves-salon.com/magazine-7/)
前捻股になって大腿骨・骨頭が前に行くほど、体のバランスを保って立つために脚は外重心になります。すると、脛骨自体がまっすぐではなく、外に弯曲します。
この場合のO脚は、構造的な場合の生まれつきの前捻股なので、残念ながらあきらめるしかないです。
ちなみに、逆のパターンで後捻股になると、土踏まずの内側の辺がモリッとしてきます。こんなふうに、
- 前捻股は脛骨が外側に弯曲する
- 後捻股は土踏まずの内側がモリッとする
と言う特徴があります。お客様には、構造的な問題なので詳しくお伝えください。
B:機能的な前捻股の場合
機能的に問題が発生した前捻股の場合は
- 横座りをしたり
- あぐらをかいたり
- 足を組んだり
して、膝を常時、外旋方向に使うと、つまり股関節を外旋・外転方向に使っていると、その位置が常態化してきます。
でも、歩く時には外向きの膝を前向きに戻す必要が出てきます。例えば、いつも横座りをして股関節が外旋・外転方向に常態化している人が、歩く時には、無意識に膝を無理やり前向きに戻すわけですが、戻そうとしても、膝が戻らなくなってきます。
こうして、股関節で大腿骨骨頭が外旋・外転で固まってしまうと、連動して脛骨が外旋方向にずれることでバランスを取るしかなくなります。その結果、 大腿脛骨関節(膝関節)がズレて、O脚に見えます。
構造的なO脚は諦めていただくしかないですが、機能的なO脚なら、整体師ができることはたくさんあります。
3.機能的な前捻股の施術ポイント
機能的な前捻股の場合には、第1に、大腿脛骨関節のズレがないかどうかが大事です。
脛骨の尖ってるところは、前を向いてるのが正常ですが、その尖っているラインが外を向いてたら、脛骨が外旋していると判断できます。
骨がズレることで筋肉のつく向きも変わりますので、例えば、
- 大腿四頭筋やハムストリングスがつく位置(起始・停止)の緊張はないか?
- 膝周りの靭帯の緊張がないかどうか?
を、良くチェックしてください。
上記2つが改善すると、意外とO脚は少しずつ改善して安定してきます。
また、股関節の問題ではなく、内反捻挫が治っていなくて距骨が外前にズレたままだと、これまた外重心になっていき、だんだん膝の外側に体重がかかってきてO脚になってる場合もあります。
原因はいろいろあるので、よく見極めて施術をなさってみるといいかと思います。
機能的な前捻股の施術ポイントを紹介します。
・仙腸関節
・股関節
・大腿脛骨関節
・大腿膝蓋関節
・上脛腓関節
・下脛腓関節(捻挫している場合)
・距腿関節(捻挫している場合)
以上7つの関節を施術して、さらに引きつる筋膜・靭帯をチェックし、リリースしましょう。
機能的な前捻股を施術した結果
機能的な前捻股は、10cmくらい両膝の間がパカーンとあいていたO脚は、5cmぐらいまでに減ることはよくあります。
施術時のゴール設定
女性はO脚だと、『見た目が悪い・・』と悩んでいる方が多いですが、構造的なものは無理なので、それはね「ちょっと申し訳ないけどこういう訳だよ」お客様に説明してください。
機能的な前捻股でO脚の場合は、10cm開いていたのが0cmになる保証はないので、「こことここが硬いですよ、どの程度良くなるかわからないけど、できる限りいい状態に戻してみましょうね」と言う希望が持てるような話はできます。
また、「何cmくらいまで閉じたら嬉しいですか?」とお客様に確認して、施術のゴールを最初に設定するのも、継続通院を可能にする秘訣であることを意識しながら施術してください。
O脚施術を定着させる【セルフケア】2種
施術後の状態をキープするには、セルフケアを2つお教えするといいです。
筋肉の使い方の癖を修正するセルフケア:タオルギャザー

今まではO脚の位置で筋肉を使っていたのが、施術後、膝関節の角度が変わったところで筋肉を使えるようになることを目的にします。
やり方:左右の膝を閉じ、立った状態で、床に敷いたタオルを足の指先でクチュクチュと引き寄せるような動作をしましょう。毎晩お風呂上がりになさるて継続できます。
関節の動きのクセを修正する:膝そろえ屈伸運動
お風呂上がりに、両膝のお皿の上下を、お皿にぶつからないように紐で縛って、両膝を閉じて屈伸します。
屈伸の際はどこかに捕まって行ってください。今までの癖で屈曲する時に外に向いていた膝が、強制的に前を向くようになります。毎日行うことで、段々に膝の正確な屈伸方向を体に覚えてもらいましょう。
動画で確認したい方は下記をタップしてどうぞ↓
2. 臨床ケーススタディ:O脚が改善した受講生のレポート
【症例1】O脚による足の疲れ・重だるさ
40歳代・男性・床屋さん・子供の頃からO脚で、
- 最大10cm位の隙間がある
- 膝を触るとガチガチで膝・足首の関節に遊び少ない
- 右股関節は可動域制限がかなり強い
- 捻挫癖があり、ゴルフシューズが外踝にあたる
- 立ち仕事なので足が疲れて重だるい、キツイ
主に・骨盤・股関節・膝・下腿骨間膜・腓骨・足首の施術を順に行い、3回目ご来店時には、仕事中の足の疲れ・重だるさがかなり楽になったと喜んで報告してくれました。
その変化の過程は写真でご覧ください。

足の隙間が、最大10cm⇒3~4cm位になるまで、セルフケア&歩き方・立ち方の指導をプラスして5ヶ月程かかっています。
子供の頃から0脚だったので歴史は古く、両膝がつくまでいくには厳しいと思いますが、ゴルフシューズに外踝が当たらなくなり、見た目も変わりました。「仕事中に足の疲れ重だるさを感じなくなった」と大変喜ばれました。
【症例2】「見た目」と「膝の重さ」に悩んでいた30代女性
講座生さんの報告:「スカートを履くのが恥ずかしい」と来院された30代女性。膝の間は指3本分開いていました。 膝にはほとんど触れず、足根骨(足の甲の骨)と股関節の調整を徹底し、深層膜をリリースした結果、3回目の施術後には隙間が指1本分まで改善。「膝が軽くなって、歩くのが楽しい!」という喜びを患者さんと分かち合うことができました。
【症例3】変形性膝関節症予備軍と言われた50代女性
膝の内側に痛みが出始めていたO脚のケースです。 お医者様からは「年齢だから仕方ない」と言われていましたが、パーフェクト整体で脛骨のねじれをリポジショニングしたところ、痛みが消失。見た目のラインもスッキリし、将来への不安が希望に変わりました。
3. FAQ
Q:何歳くらいまでならO脚は改善しますか?
A:骨そのものが著しく変形している場合は限界がありますが、関節の「ねじれ」によるものであれば、年齢に関係なく変化は出せます。大切なのは原因が何かを見極める目です。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。 より詳しく学びたい方は、こちらのページもご覧ください。 → 【初めての方へ】パーフェクト整体の全貌と3大メソッド
この記事は、パーフェクト整体創始者・片平悦子が書きました。
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