【整体 腱鞘炎】腱鞘炎で手首が痛い原因とセルフケア
【臨床の壁を突破したい施術家の先生へ】 腱鞘炎による痛みは、局所の炎症を抑えるだけでは不十分です。8個の手根骨のつなぎめを一つひとつ正常な「遊び」がある状態にし、手を構成する27個の骨で構成される精密なアライメントをどう復元するかが、再発を防ぐ鍵となります。
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この記事では、腱鞘炎を早期改善に導くための、関節の戻し方とセルフケアのポイントを詳しく解説します。
目次
腱鞘炎の原因2つ
「腱鞘炎は使いすぎだから安静に」 「温めて固定して治るのを待つしかない」もしあなたがお客様にそう伝えているとしたら、改善のチャンスを逃している可能性があります。
手首の痛みの本質は、多くの場合、炎症そのものではなく、受傷時や日常の負荷で生じた「関節の位置異常」にあります。私の臨床経験では、手首だけが悪くて腱鞘炎になることはとても珍しいです。
原因1:女性ホルモンの減少
女性ホルモンのピークは35歳。加齢によりどんどん女性ホルモンが減ると、筋膜 / 腱が弱ってきます。そんな時期に、手首を使う(赤ちゃんを抱っこ、重いフライパンを振るetc)ことが腱鞘炎の原因の1つ目です。
原因2:肩甲胸郭関節の動きの悪さ
腱鞘炎の原因で一番重要なのは肩甲胸郭関節の動きの悪さです。肩甲骨と胸郭の間が動かなくなると、肩甲胸郭関節よりも遠位の関節でその動きの悪さを無意識にかばい、より遠位の動きやすい手首に無理がきます。
腱鞘炎・手首痛の正体:なぜ関節の調整が必要なのか?
腱鞘炎は単なる腱の炎症ではありません。その背景には、上記2つの原因から派生した手根骨や橈尺関節の「位置のズレ」が隠れています。
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関節の不整合による摩擦: 手根骨(特に月状骨や舟状骨)が正しい位置から外れると、その上を通る腱に異常な摩擦が生じます。この摩擦を放置したまま筋肉を揉んでも、炎症は収まりません。
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「遊び」の消失: 手首の関節面が潰れ、遊びがなくなった状態で手指を使い続けることが、腱鞘炎を慢性化させる最大の原因です。
腱鞘炎の臨床:機能的障害を戻すという視点
腱鞘炎を「単なる炎症」だからいつかよくなるだろうと軽視してはいけません。腱鞘炎の痛みや違和感が長引くのは、8個の手根骨関節が微細にズレ、「機能的障害」を起こしていることが多いからです。
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位置異常を戻す: 腱鞘炎の施術で意識すべきは、押したり揉んだり温めることではなく、ズレた関節面をミリ単位で「元の位置」に戻し「正常な動き」をつけることです。特に月状骨・舟状骨・小菱形骨とこれらに接続する骨との関節をチェックする必要があります。
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早期復帰への鍵: 関節を正しい位置にリセットすれば、組織の修復は劇的に早まります。「ずれた位置のまま固定して待つ」だけではなく、「正しい位置に戻して動かす」のがプロの仕事です。
臨床で使える改善ポイントとセルフケア
お客様に指導するセルフケアも、関節の構造を理解した上で行うことで効果が倍増します。
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手根骨のスペース確保: 手首を軽く牽引しながら、手根骨同士の間に隙間を作るイメージで動かします。これにより腱鞘への圧迫が軽減されます。
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前腕の滑走性アップ: 腱鞘炎に関連する筋肉(長母指外転筋や短母指伸筋など)がスムーズに滑るよう、前腕部での筋膜リリースを併用します。
結論:機能障害を放置しない
腱鞘炎だけでなく「ドケルバン病」「母指CM関節の痛み」「突き指」なども、大切なのは「構造を整えて機能を回復させる」ことです。安静や固定だけでは取りきれない痛みに対し、関節の位置を正し、スムーズな動きを取り戻すアプローチこそが、早期改善への最短ルートとなります。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事は、片平悦子が書きました。
腱鞘炎の原因とセルフケアについて動画でも話してみました。上記文章と同じではありません。堅苦しすぎますからね。
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(福島弁で訛っているのはお許しを!!)
最後に
今回解説した関節の位置異常の修正は、手部の機能を回復させるための重要なステップです。画像診断で異常なしでも実際に動かしてみたら全く関節が動いていないなんて日常茶飯事です。臨床で結果を出し続けるためには、肩甲帯・前腕・手の骨との運動連鎖の理解が欠かせません。
他の症例や、手指全体の詳細な調整法を網羅した以下の「手部 臨床ガイド」も併せて活用し、先生の技術の再現性を高めてください。
▼ 手・手首・手指の臨床ポイント&症例別リンク集 ▼
https://perfectseitai.org/blog/wrist/
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