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私が施術家を目指したきっかけと、治せる治療家になりたい!と感じてパーフェクト整体と出会うまで

今回は、私が整体師を始めるきっかけと、治せる治療家になりたいと思ったエピソードについて書きたいと思います。

私は、高校を卒業して、地元の会社に就職し、20代前半で会社を辞めました。会社で5年ほど、朝8時から深夜11時ぐらいまで働いていて、残業代がつかないとなると、この先の人生を考えてしまうものです。23歳で会社をやめてから、インドを放浪し、合計3回インドに行きました。

インドでドイツ人セラピストに腰痛を治してもらったことから、治療家の道へ

偶然旅行中にドイツ人のセラピストと出会いました。片言の英語で話しているうちに、ひょんなことから、頭蓋仙骨療法を受けることになりました。当時、腰痛で悩んでいましたが、手を当てているだけのようで、何をされているかわからない。そのうちにぐっすり眠ってしまい、気がついたら腰痛がすっかり消えており、治療家ってすごい!かっこいい!俺もなりたい!と思うようになりました。

日本に帰国し、早速、整体師のバイトを探しました。今では、こうしてパーフェクト整体の認定講師を努めさせて頂いておりますが、私も、はじめは、見よう見まねの整体から始めたんです。

お客さまに、治してほしいと言われても、治し方がわからない

当時はただひたすら、来た方をひたすら気持ち良くリラックスしていただくことを目的に施術をしてました。この業界に入って数年経つとなぜか、お客様からの評判もよくご指名もたくさんいただけるようになりました。ところが困った問題が起こるようになってきました。それは···お客様に治してほしいと言われるようになってきたことです。

肩こりや、腰痛はなんとかなっていましたが···(とは言っても、ただ痛いところを一所懸命揉むだけで、少しも良くなってなかったと思いますが···。)膝が痛いとか、手首が痛いとか、手足の痛みはどうすることもできない自分に、とても無力感を感じていました。

ある時、僕がしっかり治せる治療家になりたいと思った、思い出深いエピソードが起こりました。スーパー銭湯で、整体のバイトをしていたときのことです。病院で、「ばね指」の診断を受けて来られたご指名のお客さまがきました。右の親指が曲げられません。週1ペースで来店してくださり、会話をしながら、毎回楽しそうに施術を受けられていました。

当時の僕は、ご指名もたくさんいただいており、「できる」と勘違いして調子に乗っていました。ある時、その常連のお客さまに、その時、勉強していたばね指の施術法を試してみました。合谷という手にあるツボを、ちょっと強めの圧で押すというものです。「痛い!」と周りも驚くような大きな声を出され、その後は一言も喋らなくなり、怒って帰っていってしまわれました。当然その後、その方が再び来ることはありませんでした。

常連さんの期待も叶えられず、同僚からも調子に乗っていた「天狗の鼻」がポッキリ折れたところをみられ、何とも言えない、惨めな気持ちになりました。それまで自分なりに、いろいろ勉強していましたが、今思えば、圧倒的に基礎が足りていませんでした。

鍼灸マッサージの専門学校でしっかり学んだはずなのに、まだ治せる治療家にはなっていなかった

どうやったら治せるようになるんだろう?このまま同じことをやっていても、これ以上の成長は見込めず、同じことの繰り返しになってしまうのが見て取れました。これではまずい!そこで、一大決心して、鍼灸マッサージの専門学校で、基礎からしっかり学ぶことにしました。

30代、在学中の3年間は勉強と整体のバイトと寝ることだけのシンプルな生活でした。お陰様で、国家試験にも合格し、治せる治療家になった!と思いましたが、現実は甘くありませんでした。すぐに地元新潟に帰り、すぐ開業。

まずは、訪問マッサージをはじめましたが、なぜか、すぐに軌道に乗りました。訪問マッサージも評判がよく、そのおかげで、口コミで来院される方のためにスペースを作り、自費の患者さんも診るようになりました。

そしたら、また、手の症状で悩まされるようになりました。ベッドで手をつくと痛い。親指が引っかかって曲げられない。以前は、私は何にもできなかったけど、鍼灸師になった今、鍼もあるし、お灸もある。そして何より、3年間しっかり学んだ知識がある。

手順通り見立てを行い、ツボをとり、鍼を打つ。お灸をして、マッサージ。それでもだめなら、鍼に電気も流してみる。ありとあらゆることをやってみた結果、患者さんは少し軽くなったと言っている。でも自分では、良くなっている実感がない!もちろん、鍼灸マッサージが悪いのではなく、全ては、私の見立てや腕がないことが原因です。

パーフェクト整体を学べば、しっかり治せるようになる!

しっかり治せるようになるには、どうしたらいいかというと?「関節の動かなくなっているところを探すこと。」何も知らない頃、ただ症状だけを、追いかけていました。あらゆることを試して、すぐに引き出しは空っぽになり、施術法のDVDを買い漁っていたこともありました。

手に症状があれば、手に何かをする。もちろん、手の操作は必要ですが、末端に症状が出ている場合、事故などの場合を除いて、日常的な習慣からくるものは、その上流にも原因があることがほとんどです。

試しに、あなたの院に手の痛みで来られた患者さんを仰向けにして、頭の方から、両方の肩甲骨の下に、自分の両手を差し入れてみましょう。左右の肩甲骨の重さの違いを感じますか?悪い方の肩甲骨が重いはずです。

同じように、肘の重さ、腕全体の重さも感じてみます。手の温度は?前腕のねじれ具合は?指の角度は?いろいろな情報が読み取れます。肩から指までそっと触りながら、どの筋肉に緊張があり、どの関節が硬いのかあなたの手の感覚を信じましょう。

初めの検査が、この後の手技が効いたのか、効かなかったのかの指標になりますので、どんな検査でも良いので、自分にしっくりくる検査法を身につけてください。これが、前進しているのか、後退しているのか、大切な指標となります。患者さんの声に惑わされることなく、自分の感じたままを素直に言えるようになります。

パーフェクト整体では、シンプルですが自分の施術の進行度合いを測る検査法をお伝えしております。基本的なことですが、患者さんのゴールまでの道のりをしっかりお伝えすることができるようになります。

まとめ

今回は、私が整体師になったきっかけと、治せる治療家になりたいと思ったエピソードについてお伝えしました。

以前の私と同じように、「治せる治療家になりたい」「どうすれば治せる治療家になれるんだろう」とお探しの整体師さんは、パーフェクト整体を学んでみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事を書いたのは、パーフェクト整体認定講師・上杉 勉です。

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